草薙さゆり 公式BLOG

シンガー草薙さゆりの気まぐれBLOG

生徒たちへ ありがとう。

2015年03月05日 | 独り言

この記事長いです(笑)

昨日、生徒の三送会(3年生を送る会)がありました。



いやー。本当に感慨深い。
毎年だけど。

教員免許があるわけじゃないのに、こうして毎年、母校である高校で、3年間ダンス指導した生徒の卒業を見届けられるのは幸せなことです。

仕事で、顔を出す程度になってしまいましたが、別れ際、みんなにお祝いの言葉を言いながら泣いてしまいました。

『さゆりコーチ』

と書いたアルバムをもらいました。
3年間を振り返る内容と、





卒業する3年生10名、1ページずつ、一人一人からのぎっしり書かれた長文メッセージ。




本当に感動しました。

教員でも生徒でもない、コーチという立場は、とても難しいものがあります。

子供達が思う先生への想い。
先生達が思う生徒への想い。

どちらも、物凄い勢いで伝わるからこそ、私はブレるわけにはいきません。

でも教えはじめた頃は、自分も卒業したばかりで、生徒の方を持つことが非常に多かったなぁ。



途中から、彼女達がどんな困難や逆境の中でも、自分の足で、自分の心で歩いていかないといけない!と、気づいた時、どちらに偏ることもなく、私は私の言葉と思いで指導できるようになっていました。


1人の生徒の手紙の一部にこうありました。


「この3年間たくさんの思い出がありますが、コーチの言葉ですごく印象に残っている言葉があります。
『小さなことでも違うんじゃないかと思ったら言う‼︎』という言葉です。
私は周りと考え方が違うことが多くて、私の一言のせいで、めんどくさい思いをさせたり、“あの言葉余計だったかな”と思うことがあったのですが、その言葉を聞いて、今まで自分がチームに言ってたことは正しかったのかなと思えるようになりました。これからも自分の意見をもってるのなら、ちゃんと伝えられる自分でいたいなと思っています!!」


と。
言った時のことは覚えてないけど、一つの言葉をきっかけに、こんな風に前向きな意思をもってくれてたことが本当に嬉しいです。

“そんな風に思えたのは、あなたが素晴らしい心の持ち主だからです!”

と、伝えたい(笑)

他にも、みんなの手紙が素敵で、本当に感動しました。
皆、3年間で学んだことをしっかり、未来に繋げてくれるんだろうなぁと、自分にとっても携わった3年間を感謝させてもらえる手紙ばかりでした。


私もそうでした。

厳しい言葉も、理不尽な態度や、思いやりのない発言や行動にも、いろんな場面で踏ん張れたのは、悔しさや怒りを超えるくらいの希望を持てたから。

希望を与えてくれる存在がいることに感謝の日々。


自分が、生徒たちに少しでも希望を与えられたこと、また、それを言葉にしてもう一度教えてくれた生徒たちに感謝です。


寂しさもありますが、
私は私、皆は皆の世界で輝き、また手を取り関わって行きたいです。


私も頑張るよ~みんなぁああ!


3年生、
🌸🌸卒業おめでとう🌸🌸

(*^^*)