草薙さゆり 公式BLOG

シンガー草薙さゆりの気まぐれBLOG

【遅ればせながら]Oswald Kouameライブレポ

2018年01月22日 | LIVE
アフリカパワー!
衝撃の2週間で7万再生。
約1600件のシェア。


語らせていただきやす。

だいぶ経ちましたが、私にしては、かなり早いスパンでBLOGを更新中


1/12(金)町田まほろ座にて
Oswald Kouamé率いるN'zassa Musicでのライブがありました。

Oswald Kouaméは、コートジボワール出身のパーカッショニスト。
スティービー・ワンダー、リチャード・ボナ、アルファ・ブロンディ、メイウィ(Meiway)、ASA(ASHA)など世界的な音楽家たちと共演やレコーディング経験をもちながらも、日本で、自身の音楽を作り上げています。

ちなみにN'zassaとは、富んだ、カラフルな、という意味のバウレ語らしく、Oswald氏はコートジボワールを愛し、日本で音楽というツールを使い、アフリカの素敵さや、アフリカ音楽を伝えています。

彼と出会ったのは4年半前くらい。

出会いは長くなるから割愛ですが、
とりあえず、私が初めてのアフリカ人の友達笑笑

出会った当初の面白いエピソードを1つ。


4年前、出会って間も無く、
オズワルドに、ライブに出て欲しいからと、約1週間で15曲のアフリカソングを覚えるよう言われた。

私は、無我夢中で、
知らない言葉、初めて聴く曲、
分からないアフリカ曲たちを死ぬ気で覚えた。

ライブ当日、曲順も分からないし、呼んだら来てくれ!と言われてたので、ステージ下で待機。

2時間のライブで、1時間がすぎた、、、。

おずの友人イベが、一流のジャンベを叩く。そして、おずもジャンベを叩く。
会場を一気に盛り上げる、ダブルジャンベ。

楽しい反面、私は思う。

さゆり(・・・まだかなぁ。)

おず『へい!さゆりぃ、カム!カム!』

さゆり(ついにきた!どれ歌うんだろ?!)

おず『へい!ユー、ダンス!ダンス!』

さゆり『ダンス?!笑』
(とりあえず死ぬ気で踊る)

おず『Yeah, good! good!』

さゆり(息切れ)

おず『You singね』

さゆり(ついにきた!)

おず(ステージを降りた)

さゆり(!!!??)

おず『You sing, sing. together pianoね』

さゆり(、、え?笑)

おず(ビールを飲みながら、お客様に交りながらステージを楽しそうに見ている)




私はピア二ストととりあえず、
Georgia on my mindを歌い、、、。

オズワルドにあと1曲!と言われてたので、Just the two of usを歌った。
オズワルドは休憩しながらも、テンションがあがり、ステージへカムバック。


こんな無茶なステージングだが、
最高のパーカッションで、曲を彩った。

そして終わると、なぜか私とオズワルドは肩を組んで、即興のデタラメソングを歌い、



大盛況のもとライブが終わった。


・・・・・・

・・・・・・

そう。
これが出会って間も無くの一緒のステージ。


15曲、、、
血を吐く勢い(吐いてない)で、練習したアフリンソングは1曲も歌わなかったのだ


、、、


しかし私は


『なんて、、、
なんて、面白いんだ!!!
これが、ライブじゃあ!!!』



と、心底音楽の楽しさを感じたのだ





いやいや、とはいえ、、、!笑笑


その後私は軽いトラウマになり笑

楽しいのは分かっていても、
練習しても砕かれる恐怖で、ライブオファーを蹴りまくっていたのであった

それでも、オズワルドは、
いつも声をかけてくれていた。

自分が何度断っても
歌ってほしいと言ってくれていた。

年に1~2回、飛び入り1曲ならOKだよ!と数回参加はしたけど。


そろそろやりたいな!
と、思うと、次はひたすらに予定が合わず、去年は1度も一緒にステージに立たなかったのです。


そして今年、

遂に復活(臨時)したわけであります!!!




さて、今回はとゆうと

私の、新曲は少なかったらやるよ!に対して、5曲送ってきたので、1曲断ったら、コーラス曲やら何やら増え、結果歌うの12曲になった笑


コーラスや既存曲含め、約1〜2週間で12曲覚えた曲。


本番は、内7曲ほどやり、

練習していない、やる予定もないステージ上で初めて聴く曲たちを“なんかやって”とゆうアイコンタクトのもと

8曲くらい、歌って踊って、、、

リハでやった決め事は、ほぼ1つもやらず笑笑 アレンジも変わりまくり笑笑


結果、えーだからまぁ、つまり、
本番8割は新曲で終わった


壮絶だ


やりとげたぞ!!笑


スリルをありがとう!笑


でもね、死ぬほど楽しかったし、
メンバーの実力たるや!だった。



全員、セッションどんとこい!笑
みたいな笑
何だかんだ、型から外れるのが全員得意で、音楽に対して"喜び"が勝つ、ステキなメンバーで、

息ぴったりでした



そして、最後は
コートジボワールにメッセージビデオ!

左から
りゅうのすけさん(B)
マキさん(Fl)
オズワルド(Perc)
さゆりマン(Vo)
タブ〜(Sax)

『さゆり、あれ歌って!』と、
本番やらなかったけど覚えたコートジボワール曲を歌う笑


わちゃわちゃ楽しく『A très bientot!(すぐに会いましょう!』を順番に叫ぶの図(笑)



とにかく、楽しい仲間です。

オズワルドがやってる事って、
一見すごく訳わからない感じだし笑
ルールもシナリオもない感じだけど、

本番で、曲やアレンジが変わるって、
私は結構正しいと思うんだよね^ ^

会場とステージの息遣いの中で、
同じ気持ちを作りたい!
と、自分がただ、決まり切ったものをやるより、

この曲はクールかもしれないけど、
それより今ピースにしたいとか、
ピースは必要だけど、それより今は神秘的な時間にしたいとか。

私は、もちろん、そのやり方は疲れるけど笑笑 でも、凄く尊敬している。


上手にやる!ってことが、
いかに無駄な時間かを叩きつけられる感じ。

次いつやるかは未定だけど、

たくさんの人に、聴きに来てほしいなと思います


最後に、


どこにいたって、出会うべき人たちや、出会うべきものがあり、

可能性は自分で決めてはいけない。

そして、“自由な発想”すなわち、“子供心”は、大人を乗り越える強い盾になる!

と、感じます(≧∇≦)

それでは、みなさん、

A très bientot