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皆さん、こんにちはー!
昌幸でーす!
さて、今日は「【疑問】レイン対応の靴の定義とは??」
というテーマでお話していきます
よく売場でこんな質問を頂きます
大体合成皮革の靴やエナメルの靴で聞かれることが多いです
この辺りを詳しく説明してみようと思います
先に結論です
真のレイン対応靴とはパーツの継ぎ目部分がレイン仕様になっているかどうか!
■合成皮革は雨を通さないものが多い
レイン対応靴とは何ぞやの前段階の話で、例えばスムース素材の合成皮革や
エナメル素材の合成皮革って
生地自体から水を通すことはほとんどありません
知ってました??
一方で、
この靴なんかは見た目からして水を染み込ませるような生地ですから当然NGです
なので、雨の日に履くなら☝のような靴よりも合成皮革の靴の方が安心だと
言えます しかし…!
これも、
これも、当社ではレイン対応の靴とはうたっていません
なぜでしょう??('Д')
■水が染みるリスクは生地以外にもある
今、例として挙げた合成皮革の靴たちにも雨が染みる可能性はあります
雨が染みる可能性のある個所を赤く示してみたいと思います
①は生地の縫い目、②はアッパーとソールの圧着部分です
要はパーツとパーツの継ぎ目部分からの水の侵入に対応できていないのです
逆を言えば赤の弱点部分を補うことができればこのパンプスも
レイン仕様パンプスとして販売することが可能になるのです
■具体的な防水加工とは
生地の縫い目には防水テープを貼ったり、
アッパーとソールの圧着には防水のりを使用したり、
というのが主な方法になります
なんか調べてたら一般消費者用の靴用のりも販売されてるみたいですね
防水とはうたっていませんが、「雨水に強い!」と書いてあるので、
ある程度防水性も期待できるのかもしれません
■まとめ
・靴は生地自体が雨を通さなくても縫い目や継ぎ目から通してしまうことがある
・真のレイン対応靴はそのような継ぎ目も防水資材で対応している靴のことを指す
しかし、防水対応ではない靴でも小雨程度ならそこまで水を通さない
場合も多いので、本人の気持ち次第なところもあると思います
梅雨時期の雨はとっても激しいのでしっかりしたレインブーツを持っておくと
やっぱり安心ですね
遅ればせながら橋本商店のレインブーツは今週UP予定なので是非見てってくださいね~
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