最近21世紀のベストイレブン発表が流行っていますが、イタリア・セリエAのミランの21世紀ベストイレブンを現地メディアが選出しました。
システムはアンチェロッティ監督時代の代名詞とも言える4-3-1-2。
GKは元ブラジル代表GKのジーダで、最終ラインは右から元ブラジル代表GKDFのジーダカフーと元イタリア代表DFコスタクルタと元イタリア代表DFネスタと元イタリア代表DFマルディーニ。
中盤はまず底に元イタリア代表MFピルロが入り、右に元イタリア代表MFガットゥーゾ、左に元オランダ代表MFセードルフ。
そして、トップ下に元ブラジル代表MFカカが入り、2トップに元ウクライナ代表FWシェフチェンコと元イタリア代表FWインザーギがそれぞれ入り、イタリア代表GKドンナルンマらここ10年の主力選手は一人も選出されませんでした。
21世紀のミランと言えば、このメンバーで異論はないと思います。
さすがの元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチも、シェフチェンコやインザーギに取って代わるのには物足りないと思いますし、そもそもイブラはお隣インテルの21世紀のベストイレブンかと思います。
一方で、このメンバー、すなわちアンチェロッティ監督時代のミランの偉大さとその後の凋落、その一因は当時のメンバーの変わらなさと代われなさも少なからずあったような気もします。
インザーギの代わりにデンマーク代表FWトマソンが入った時もありましたが、シェフチェンコのチェルシー移籍後はセードルフがカカと並んで、代わりに元イタリア代表MFアンブロジーニが入る4-3-2-1のクリスマスツリーが定番となりますし。
元ブラジル代表FWロナウジーニョや元イングランド代表MFベッカムもロッソネロのユニフォームに袖を通しましたが、いずれも全盛期とは言えませんでしたし。