2024年に公開60周年を迎えた007シリーズですが、7代目となるダニエル・クレイグの次のジェームズ・ボンドについての憶測は飛び交っている一方で、最新作についてはイオン・プロと2021年にMGMを買収したAmazonが対立して暗礁に乗り上げているそうです。
何でもドラマ化やスピンオフ、LSDGsやパリコレに配慮した今後のボンドの在り方を巡って両者に深い溝が出来ているそうで、ダニエル・クレイグは007シリーズの映像化権を持つイオン・プロのバーバラ・ブロッコリやマイケル・G・ウィルソンを007シリーズの伝統を守っていると擁護しているそうです。
ただ、これまでにも何度か書いていますが、「スカイフォール」以降の007は007ではないと思っています。
なので、このまま終わっても良いと思っています。
それだけ「スカイフォール」以降の作品は酷いと思っていますし(⇒ダニエル・クレイグのボンドをコンプラボンドと一蹴する永野に共感した記事はコチラ)、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」でダニエル・クレイグのボンドのエンディングまで用意したのですから、ちょうど良いと思います。
また、ダニエル・クレイグとバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンの3人は、007シリーズの最大のヒットと引き換えに「スカイフォール」までのボンドの姿を改悪したと思っています。
「スカイフォール」の前半でヒゲ面で任務に戻ったボンドが後のマネー・ペニーの前で急にカミソリでシェービングを始め、それを見たマネー・ペニーの感想によってボンドは古風なキャラと再設定としたシーンがありましたが、あのシーンは今も意味不明です。
むしろAmazonプライムで無料だった過去作が有料になってしまい、家族の前でDVDを引っ張り出しにくいので、また無料にして欲しいです。