マツダのマツダ3が2020年ワールド・カー・アワードにおいて、2016年のロードスター以来2度目となるデザイン賞を受賞したそうです。
一方、マツダ3とCX-30はワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのトップ3にもノミネートされていたそうですが、残念ながら受賞ならず。キアのテルライドが受賞したそうです。
マツダが2012年以降採用してきた魂動デザインのターゲットは、国産車よりもデザインが優れているとされる欧州車、特に以前はラテン車でくくられていたフランス車やイタリア車であったと思います。
そして、そのデザインはセダンと言う文化を一時期失っていたフランス車に比重し、変わり映えがしないとうか、日産以上にフルモデルチェンジが皆無なイタ車を凌ぎつつあると思います。
その一方で、イタ車やフランス車に比べると、走りの部分では例えばアバルトのようなサソリの毒はない気がします。
ちょっと前に「CGTV」でもマツダ3とVWのゴルフ7とプジョーの308のディーゼルモデルを比較し、マツダ3を絶賛しながらも峠はゴルフ、ロングツーリングは308と評価してましたし、、、。
それがデザイン賞は受賞するも、本賞を逃した要因の一つではないかと推察します。
もちろん私自身はまだマツダ3のハンドルを握っていないので、憶測な部分もありますが。
一方で、走りの部分はその車のハンドルを握る人の感性、デザインも含めてドライバーを取り巻く環境によっても変わる部分もあると思いますが、、、。