今年のカー・オブ・ザ・イヤーはトヨタのプリウスでしたが、僕はプリウスよりもヴェルファイアだったと思います。
先日デザイン部門のトップの方のインタビューを読みましたが、そこでも新型のプリウスは ” ただただカッコイイ車にしようと思って " デザインされたそうですが、以前書いたようにそのスタイルはイタリアのスーパーカー風かつ童夢-零みたいな童夢-零を生んだ国の新しい車だと思います。
そのスタイリッシュさはコクピットにも表れていると思いましたが、逆にカッコ良すぎて、運転した時に先代とあまり変わりのない感じにギャップを感じます(⇒プリウスに試乗した記事はコチラ)。
大ヒットした先々代に対してデザインが不評と言われた先代ですが、その先代もデビュー当時は運転席に座った感じは86に寄せていることをセールスポイントにしていましたし。
何より肝心の燃費のインパクトが、カローラのハイブリッドやアクアの方が強く、新型は本業の方のインパクトも弱いと思います。
逆にカッコイイだけで言うと、やっぱり新型のヴェルファイアを見た時のインパクトの方が強いです。
それこそプリウスがスーパーカー風だとしたら、ヴェルファイアは欧州車のグランツーリズモ風というか。
一方、デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した三菱のデリカミニは納得。
むしろこっちがカー・オブ・ザ・イヤーで、デザインの方がプリウスでも良かったと思いました。
そして、デザインと言えば、最終選考まで残ったアバルトの500eは眠そうな顔だと思いました、、、。