最近マンUで10番を背負ったファン・ニステルローイ(オランダ代表)が移籍先のレアル・マドリーで何番を背負うか気になる今日この頃、サッカー選手の背番号ほどその選手がどんな選手か表しているものはないと思う。実際、背番号にこだわりを持つ選手もいるし、背番号を巡りチーム内で争いが起こることもある。その傾向は各国のリーグで背番号が固定制になってからさらに強まったと思う。個人的にも背番号によっては期待を持って試合を見てしまうし、サカつくEU等背番号がエディットで変更できるゲームだとがぜん燃えてしまう(逆は萎えてます)。
ということで今日はこんな選手に○番を背負って欲しいみたいなことを書いて見ます。
1・・・正GK。フィールドプレイヤーが付けるとカッコ悪い。1978年W杯のアルゼンチン代表はアルファベット順で背番号を割り当てたため、MFのアルディレス(元エスパルス&ヴェルディ監督)が背負ったらしい。
2・・・右SB。アルゼンチンでは右CBが背負うことが多い。インテルでは元イタリア代表のCBベルゴミが長年に渡って背負い、永久欠番になったがなぜかすぐ取り消された、、、。代表的な選手はカフー(ミラン/ブラジル代表)
3・・・イタリアやイングランドでは左SB背負うことが多いが、ブラジルなど他の国ではCBが背負う。ともかくDFの背番号。3番と言えばマルディーニ(ミラン/元イタリア代表)。既に永久欠番が決定。ただしマルディーニの息子であれば背負っていいらしい。
4・・・オランダやブラジルではCB。イタリアやイングランドではセンターハーフ。代表的な4番と言えばクーマン(元オランダ代表)やアルベルティーニ(元ミラン/元イタリア代表)。オランダ代表やミランで10番を背負ったフリットも晩年4番を背負い、FWが4番を背負うのもカッコいいと思ったけど、フリット以外4番を背負ってるFWは見たことがない。アルゼンチンでは右SBが背負うことが多い。
5・・・南米ではボランチ。イタリアやイングランドではCB。最近ではフランス代表の10番、ジダンがレアル・マドリーで背負い、セルビア代表のスタンコビッチ(インテル)等攻撃的MFが背負うことも。ジダンによるとたまたま5番が空いていたらしい。
6・・・イタリアやイングランドではCB。ブラジルでは左SB。代表的な6番と言えばバレージ(元ミラン/元イタリア代表)。これまたDFが着ける背番号だが、元フランス代表の攻撃的MFジョルカエフは6番を背負うという稀なケースも。
7・・・ドリブルやスピードに優れたMFやFWが背負うことが多い。レアル・マドリーやマンUでは10番より格上。マンUの歴代7番と言えば”キング”カントナ(元フランス代表)→ベッカム(イングランド代表、現レアル・マドリー)→C・ロナウド(ポルトガル代表)。ジダンも本当は7番を背負いたかったが、レアル・マドリーではラウール(スペイン代表)が背負っていたの断念。代わりにたまたま空いてた5番を背負ったらしい。
8・・・個人的には一番好きな背番号。万能型のMFや運動量に優れたダイナモが背負う。古くは元オランダ代表&ミランのライカールト(現バルセロナ監督)、最近ではチェルシーのランパード(イングランド代表)。元ブルガリア代表FWのストイチコフ(元バルセロナ&柏レイソル)も背負った。他にFWで背負った選手と言えば1998年W杯でオランダ代表の10番をセードルフ(現ミラン)に譲ったベルカンプ(元アーセナル)を思い出します。
8日になっちゃったので今日はこれまで。