007シリーズの1作目「ドクター・ノオ」から15作目「美しき獲物たち」までジェームズ・ボンドの上司Mの秘書マネーペニーを演じたロイス・マックスウェルが9/29に80歳で亡くなられたとのこと。ショーン・コネリー → ジョージ・レーゼンビー → 再びコネリー → ロジャー・ムーアと15作の間にボンド役を演じる俳優は代わりましたが、人が変わっても役が同じだったのはひとえに脇を固めるマネーペニーやQ、Mの存在があってこそだと思いまし、ボンド役は見つかってもマネーペニーを彼女ほどこなせた女優もまだいないと思います。特にプライベートでも親友のムーア=ボンドとの駆け引きは軽妙で印象深いですね。
最後にロジャー・ムーアの弔意のコメントを引用して追悼に変えたいと思います。
「彼女こそMに昇進すべきだったのに叶わなくて大いに残念だ。彼女ならどんなに素敵なMを演じられただろう。」