元オランダ代表でチェルシーOBのフリット(この人がサンプドリアからチェルシーに移籍していなければ、僕はたぶんチェルシーを応援していなかったかもしれません)が、昨季途中に就任からチームをCLとFAカップの2冠に導いたディ・マッテオ前監督を解任した古巣について、「チェルシーでは何かに勝てば解任される。何も勝てなければ、長いこととどまることができる。ロビー(ディ・マッテオ前監督)のことは悲しいね。1年もいなかった。アンビリーバブルだ。でも、それも監督業の一部だね。」とコメント。
また、フリットはチェルシーの首脳陣に対し、、「我々はCL制覇がチェルシーにとってメインのことだと考えた。だが、彼らはまだ指揮官を解任している。フロントはバルセロナのようなサッカーを望んでいるんだ。しかし、バルサはバルサなんだよ。彼らはできないことをまねさせたがっているんだ。バルサには(アルゼンチン代表FW)メッシがいる。自身のアイデンティティーを捨ててはいけない。まねできないこともあるんだからね。」とコメントしたそうです。
フリットの言う通りだと思いますし、スペイン代表MFマタはメッシではないし、ベルギー代表MFアザールはバルサのスペイン代表MFイニエスタでもないと思います。
そもそもバルサのスペイン代表MFシャビの役割はバルサの下部組織出身とはいえ、U-23スペイン代表MFロメウには荷が重いと思いますし、ブラジル代表MFラミレスでもないと思いますし。
しいて言えば、似ているのはチェルシーのブラジル代表DFダヴィド・ルイスとバルサのスペイン代表DFプジョルの髪型ぐらいで。
かつてチェルシーを率いたパリSGのアンチェロッティ監督曰く、バルサの弱点は高さとパワーであり、それこそがチェルシーの真骨頂だと思います。
そして、フリットやモウリーニョ元監督にアンチェロッティ監督、そしてディ・マッテオ監督が作ってきたブルーズをさらに深く染めるべきだと思います。