こんばんわ~。
かなっちももうすぐ卒業
卒業の準備や入学準備に追われております。
昨日は高校合格者説明会の後に、
中学校での演劇部最後の春演
3年生は受験が終わってから、先生の助けなしで演出したそうです。
これまでの個人のやった役をそれぞれのキャラクターで
同じ舞台に立つ。。。
脚本もなかなか良かったし、1年生からの春・夏・秋と演劇発表を見ていて下さる方には、
「あ~あの役ね~」みたいに、笑いが出たり。。。
顧問の先生が最後の挨拶で感極まって泣いておられました。
「自分たちでここまで出来る、この演劇部はすごい!!」と。
「転任してきて初めて受け持った演劇部の顧問。 あなたたちに出会えて良かった。。。」と。
その言葉につられて、かなっちも泣いていました。
素敵な涙でした
部長になってからの1年。
この1年間で部員の数も増えました。
部活の雰囲気もオタクな雰囲気から少し変わったかな?
オタクが悪いと言っているのではありませんが、
演じて伝えることが本当に上手なチームに成長したのだと想います。
私の前では、まだまだ甘ちゃんなかなっちですが、
なかなかやるね!!
がんばりましたね~
お疲れ様でした
春演の最後に、国語の授業で生徒たちが作った詩と
谷川俊太郎さんの詩をミックスして作った「生きる 2011」の朗読がありました。
先日、女優の渡辺美佐子さんが学校に来てくださって、
演劇部のみんなと群読したそうです。
ちょっと長くなりますが、転記しますね。
「生きる 2011」
生きているということ
いま生きているということ
学校に通えるということ
勉強ができるということ
字が書けるということ
思いを伝えあえるということ
それはこの学習をしているということ
授業中まどの外を見ているということ
先生に怒られるということ
四時間目の終わりにチャイムが鳴るということ
休み時間にしゃべりあい笑いあえるということ
運動会で汗を流すということ
いま このクラスの一員でいられること
いま 大切な仲間がいるということ
いま 校舎が歌声に包まれるということ
いま 笑顔が一つ増えたということ
語り合える友がいるということ
手を取り合うということ
競い合うこと
一人一人がかけがえのない存在であること
新たな生活が始まるということ
クラスが離れてしまった君を思い続けるということ
いま側にいられるということ
君のとなりで笑っていられるということ
いまこの胸がドキドキするということ
つらくて涙があふれ出てくるということ
あなたの笑顔を見るということ
あなたと星座を探しあえるということ
いまどこかで苦痛に顔をゆがめるということ
いま生きる理由を考えるということ
ふとおばあちゃんの顔を思い出すこと
いま地面を駆けるということ
いまどこかで歌を歌っていること
いま進み続けなければいけないということ
生きているということ
いま 生きているということ
それは日常
それはキセキ
それはあたりまえ
それは幸せ
それは思い切りの挑戦
それはたくさんの後悔
そして思い出がふえるということ
青空を見上げるということ
いま桜が咲くということ
いま桜を見るということ
桜は散るということ
傘をさせるということ
風を感じるということ
おなかがすくということ
母の作る朝ごはんがおいしいということ
温かいお風呂につかるということ
人を愛し 人に愛されるということ
忘れるということ
思い出すということ
そしてまた忘れるということ
人を信じるということ
人を疑ってしまうということ
夢を見るということ
皆が夢を持てるということ
楽しいということ
優しいということ
切ないということ
みんながつながっているということ
友の幸せと喜び合えるということ
人を励ますということ
人に励まされるということ
一人じゃないということ
絆を深めるということ
それは永遠ではないということ
終わりがあるということ
死ぬということ
悩み迷うということ
でも 朝を迎えるということ
いま信号が青になるということ
いま〇〇先生を見つめること
最後の一年楽しく過ごすということ
私たちが未来へ歩み出すということ
前へ進もうとすること
明日がくるということ
一緒に泣ける仲間がいること
一緒に笑える仲間がいること
生きているということ
いま生きているということ
それは いま
輝きをはなつ265の個性
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素敵ですね
最後までお読みいただきありがとうございました。
未来は明るい