雲が多い空模様ですが、時々、太陽が顔を見せる長野です。気温は、昨日より少し暖かくなりました。
昨日(1日)、晴れたものの朝から気温は上がらず、この時期らしい気候になりました。
婆さんは「友人とランチの予定がある」と出かける準備をしていたので、途中まで車に乗せてもらい、散歩をすることにしました。
以前歩いた、善光寺の城山の下を通る旧北国街道。その時、「新町の赤地蔵」があるのに気が付かなかったので、そこを目指すことにして出発。
長野大通りを北に向かい、三輪の信号から旧北国街道に入ります。
住宅の間の細い石段を上がった所に「新町の赤地蔵」はありました。
赤地蔵の謂われは良く分かりませんでしたが、案内板によると「先住者達が、この辺に散らばっていた無縁仏の石像などをここに集め供養した際に安置した」とありました。それにしても「何で全部を赤色にするの?」と考えてしまいました。
高台ですので市街地が良く見えます。
そのまま石段を城山に続く道まで上がりました。真っすぐ行くと城山を抜け善光寺になります。私は、左の城山公園に入りました。
公園からは、眼下に長野市街が良く見えます。志賀の山々には、所々、雪が。
公園から住宅街を抜ける道を進むと善光寺の参道に出ます。今日は、善光寺に行く計画はありませんでしたが、参道を見ると参拝客の姿は少ない様子でしたのでお参りをすることに。
境内は、5日から行われるライトアップの準備が始まっていました。白いディスプレイは「蓮の花」です。
少し早かったのですが、「今年1年のお礼と、良い新年が迎えられるよう」にと本堂をお参り。コロナ感染が拡大したせいでしょうか、参拝客の姿が少なかったように感じました。
本堂の周囲を歩いてきました。スズメが羽を膨らませ日向ぼっこをする姿もありました。ちょっとビックリしたのは、善光寺には山茶花の木が「こんなにあったのか」ということでしょうか。あちこちに花を咲かせていました。
四年に一度の「御開帳」の時に設置された「回向柱」も残されています。この柱は、御開帳の時には「善光寺御本尊」と綱で結ばれているので、触ると「御本尊とご縁が繋がる」という有難い柱です。
仲見世通りに戻ると、カメラを向けると目を逸らせてしまう「塩対応」で有名になった、豆屋さんの看板犬が日向ぼっこをしていました。やはりこちらを向いてくれませんでした。
中央通りには山茶花、「ぱてぃお大門」には名残りの紅葉が。
今年も、もう師走。新聞のコラムで、12月は「春待月」とも言われることを知りました。昔の人の「言葉の豊かさ」には感心するばかりです。
「春待月」と言う名が、今年程、ぴったりする年は無いように思いました。
「平穏な春」の到来を願うばかりです。
今日の歩数は、13,398歩。
「ずくだせアルバム:師走の善光寺 」