最高気温19度、良く晴れた長野です。絶好の散歩日和です。
午前中、私が家の中の掃除、婆さんが草取りと役割分担で一仕事。昼食後、婆さんが用事で出かけるというので、途中まで車に乗せて行ってもらいました。
前回歩いた裾花川を、上流から歩いて来ようと思いました。
長野県庁の前を真っすぐ行くと裾花川の川岸に降りられるようでしたが、もう少し上流を見てみようと思い、川の手前の道を北上していきました。県庁まで来ると「旭山」が目の前です。
道路わきを流れる川に「疎水100選、善光寺用水」の案内板を見つけました。この川は、江戸時代から善光寺平を潤した用水でした。その先には、「裾花狭温泉うるおい館」があります。日帰り温泉なので、私達も何回か来たことがあります。
うるおい館の駐車場から裾花川に降りました。ここから上流は歩道が無いようです。
川の向こう側は、切り立った断崖になっていて、白い岩肌が見えます。「裾花凝灰岩層」で600から700万年前の火山灰の蓄積したものなんだそうです。そんな様子を眺めながら歩いて行きます。
緑地帯が見えてきました。公園になっています。その先で、大きなカメラを覗いている人達の姿がありました。崖に巣を作っている「ハヤブサ」を撮影するのが目的とのことでした。野鳥愛好家の間では有名な場所のようで、岐阜県等県外からも多くの方が来ているとのことでした。
県庁前の道から降りた場所からウオーキングロードが始まります。散歩やランニングが出来るように舗装されているので歩きやすいコースでした。木々の緑が濃くなって来た時の景色が楽しみです。
地図を見ましたら、相生橋を上がった山王小学校の所に「旧善光寺白馬電鉄山王駅跡」があったので寄って来ました。案内板も無いので、良く分かりませんが駅のホームに上がる階段だと思います。
この鉄道は、長野市と白馬村を繋ぐ計画で、昭和11年から工事が始められましたが、約8㎞が完成した時点で、戦争のため廃線となってしまったようです。今残っていたら、観光路線として人気を集めたことでしょう。「善光寺白馬電鉄(株)」は、今も運送会社として継続されています。
川岸に戻り、散歩再開です。裾花橋をくぐるとJR鉄道協が見えてきます。新幹線が来たので思わず写真を撮ってしまいました。
鉄道橋をくぐった先に「あやとり橋」が見えてきました。前回はこの辺まで来ていたことになります。ここでウォーキングロードが終わり、あやとり橋河川公園になります。
あやとり橋から上の道に登り、今回の散歩は終了。
今日歩いた「裾花川ウォーキングロード」は、2.4㎞のコースです。これからの季節に散歩するのには最適なコースだと思いました。良い散歩コースを見つけることが出来て楽しみが増えました。婆さんにも教えてやりましょう。
今日の歩数は、13,671歩。良い汗をかきました。