貴船神社へは、三条京阪駅から電車で出町柳駅へ行き、叡山電鉄に乗り換えて貴船口駅下車。京都バスに乗り5分程で貴船バス停に着きます。
ここからは川沿いの細い道を、川床などを眺めながら歩き、貴船神社に向かいます。
5~6分で貴船神社本宮入り口の鳥居に到着します。TV等でおなじみの石段を登って本殿へ。
高齢者には一寸厳しい石段を登ると、七夕飾りで一杯の境内が見えてきました。7日に七夕の神事が行われ、その後は笹飾りのライトアップをしているようでした。
貴船神社は、鴨川の水源地に祀られており水の神として信仰されている古社です。近年では、パワースポット・「水占みくじ」、古くは「丑の刻参り」で知られています。絵馬の発祥の地でも有るようで、その碑も立っていました。
その横の石段を上がると、本殿、水占みくじを浮かべる護神水、護神水を頂ける水場などが有ります。
石段を下りると、右手にご神木の桂の巨木や、作庭家の重森三玲が手がけた庭も有りました。
奥宮に行くことにしました。奥宮へは、境内の右手奥から石段を下りて行くことが出来ます。
途中にある「結社」に寄りました。後から知ったのですが、本宮にお参りしてから奥宮を参拝、最後に結社を参拝する三社詣りが古くからの習わしなんだそうです。
結宮は、縁結びや夫婦円満の神様として名高く、平安時代の「和泉式部」もお参りして夫婦仲が良くなったとの伝説も残っています。和泉式部の歌碑がありました。
奥宮へは、こんな景色を眺めながら進みます。
暫く行くと奥宮の鳥居が見えてきました。そこをくぐって参道を行くと奥宮です。
奥宮は、元々はここが本宮だったそうです。黄色い船に乗った女神・玉依姫のお告げ「この船の留まるところに社殿を建てよ」により、 貴船川をさかのぼり、水の湧き出るこの地に船を留め、社殿を建てたと伝えられています。「貴船」の地名は、この「黄船」から起こったとも言われ、その船を小石を積んで隠した「舟形石」もあります。
ちょうどお昼時になりましたので、本宮まで戻って食事をすることにしました。今がシーズンの川床を眺めたり、各お店の食事メニューをチェックしながら歩きましたが、道幅が狭く観光客の車が多いことから、歩くのにも注意が必要でした。
せっかく貴船に来たのだから「川床」で食事をと思い、手軽な値段のお店を見つけて入りました。値段はお手軽でしたが川床気分はしっかりと味わってきました。風が吹くと肌寒いくらいで、人気の理由が分かりました。
バス停まで来ましたが、少し時間があるので貴船口まで歩くことにしました。帰りは下り坂でしたので、貴船川の水音を聞いたり景色を眺める余裕で、20分程度で貴船口に到着。
貴船口からは、バスで地下鉄国際会館駅まで行き、地下鉄で御池に戻りました。国際会館駅では、少し歩いて宝ヶ池に寄ってきましたが、鹿に出会う「おまけ」がありました。
祇園祭から離れて、一寸した「避暑気分」を味わうことが出来ました。
今日の歩数は、12,950歩。
最新の画像もっと見る
最近の「京都散歩「夏」」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事