ネットで、時々、京都新聞の電子版を見ているのですが、祇園祭の記事が目に付くようになりました。
山鉾町では、祇園祭に向けての準備が行われているようです。長刀鉾のお稚児さんも決まり、京都最大のイベントに向けて、忙しい時期を迎えていることが想像されます。私たちは、祭りの華やか部分に目が行ってしまいますが、裏のご苦労があって、あの豪華な祇園祭を楽しむことが出来るのですね。
記事の中で目についたものがありました。一つが、「大船鉾の龍頭が、150年ぶりに復活」したことです。
鉾の船首を飾る龍頭は、今年の後祭(あとまつり)の巡行(7月24日)の時、鋭い眼光で都大路ににらみをきかせると思います。
二つ目は、「祇園祭で巡行する鉾の実物大の模型を常設し、辻(つじ)回しなどの映像も上映する「祇園祭ぎゃらりぃ」が、京都市東山区四条通東大路西入ルにオープンした」ことです。
ぎゃらりぃは、弥栄中跡に29日開館する「漢字ミュージアム」の一角にあり、山鉾に関する展示のほか、液晶パネル6枚で、祇園祭の映像も流すようですので、何時でも祇園祭の雰囲気を楽しめそうです。場所は、八坂神社の西楼門の前です。「入場料、無料」と言うことです!
三つ目は、「若冲「鳳凰」が京都を舞う 祇園祭の長刀鉾、見送新調」です。
今年で生誕300年となる江戸時代の奇想の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)筆「旭日鳳凰(きょくじつほうおう)図」を用いた見送(みおくり)を新調、若冲の鮮やかな色彩と細密な描写の絵画を、綴織(つづれおり)に仕上げたとのことです。
見送は、鉾の背面を飾る装飾品で、新調したのは、縦3・5メートル、横1・8メートル。絹糸と本金糸の約360色の染糸を混ぜて織り込んだ約800色で表現したもののようです。
豪華な長刀鉾が、一段と豪華さを増すのではないでしょうか。今年は、伊藤若冲フアンの人達にとっても見逃せない祇園祭になると思います。
このようなニュースを目にすると、遠い信州に居ても気持ちが「浮き浮き」してしまいます。
祇園祭の始まった7月初めには、京都に行こうと思っています。祇園祭と夏本番で「熱く暑く」なっている街歩きが楽しみです!
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