孫娘たちも、それぞれ予定があるらしく出かけてしまいました。
私も、少々、運動不足の感じがあったので散歩に出ることにしました。
室町通を下がり始めた所で、西本願寺から東本願寺を歩くことに決定。歩くことが目的だったわけですので、何処でも良かったのですが。
五条通を渡り堀川通方面に向かいました。途中から若宮通を下がり、六条通を右に曲がって堀川通に出ました。四条・五条・七条は、よく聞く通りの名前ですが、細い道とは言え六条通もしっかり残っています。
烏丸通から見た六条通です。
何もない小路のように見えますが、新町通から堀川通までは、カラー舗装がされており、ちょっとした商店街の様になっています。
堀川通を少し下がると西本願寺です。
西本願寺は、豊臣秀吉が寺地を寄進したもので、御影堂や唐門など多くの国宝建造物が並んでいます。御影堂の前には、樹齢約400年の大銀杏があり、京都市の天然記念物に指定されています。本願寺に火災があった時、この銀杏から水が噴き出して消し止めたという伝説から、「水吹き銀杏」とも呼ばれています。東本願寺もそうですが、境内が広いので心が開放されるような気がします。
御影堂門を出て、堀川通を渡り、総門(重要文化財)をくぐって正面通を歩きます。
仏具屋さんが並んでいる通りで、途中には、重要文化財の「本願寺伝道院」があります。明治28年に真宗信徒生命保険株式会社の社屋として建設され、現在は僧侶の「教化育成の道場」となっているようです。レンガ造りの洋風建築です。
更に進んでいくと、新町通に突き当たります。東本願寺には、一旦、新町通を七条通りまで下がり、烏丸通から入ります。
東本願寺は、徳川家康から寺地を寄進されたものですが、多くの火災に遭っており、建物の多くは、明治期に再建されたもののようです。御影堂は世界最大級の木造建造物です。以前来た時に修復作業が行われていた阿弥陀堂は、修理が終わっていました。
境内からは、京都タワーがよく見えます。
御影堂門から烏丸通に出て、四条通まで戻ってきました。運動不足解消の散歩ができました。
今日の歩数は、9,260歩。
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