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爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

長野:北国街道を歩く!

 今日は、曇り空の長野です。雨が降る予報は無いようです。

 昨日(2日)は、雲一つ無い秋空でした。

 10月末にインフルエンザの予防注射を受けてから、何となく体調が優れない状況でした。体調が悪いというほどではなかったのですが、散歩は控えていました。

 余りにも天気が良かったので、体調を整えるために思い切って散歩に出かけることにしました。婆さんは実家に帰ってい不在です。家を出て行った訳ではありませんが。

 戸隠方面にドライブとも考えたのですが、体調を考えて何時もの散歩コースに決めて出かけてきました。

 新光電気公園は、前回よりも紅葉の色付きが進んでいて、カエデの色も黄色や赤に変わっていました。信州の里の秋もいよいよ本番と言ったところです。

 ヒコーキ雲が横切っている青空を眺めながら、東口公園に入ります。

 東口公園には、大きな桜の木がありますが、紅葉にはなっていませんでした。市街地にある広々とした公園ですので、気持ちの良い空間です。飯縄山もくっきりと見えています。

 長野駅に向かいます。駅前の緑地帯の木々も奇麗になっていました。

 駅の連絡通路を通り、善光寺口に出ました。長野駅の姿もすっかり景色の中に定着し、良い感じになってきました。

 ここで、北国街道のことを思い出し、帰りはその道を歩くことにしました。駅前の道を真っすぐ西に進んでいくと、末広町の交差点になります。右に行くと善光寺、北国街道は左の細い道を入ります。善光寺に向かう道も北国街道の様ですが。

 北国街道の角に栗菓子の「竹風堂」さんのお店があります。ここには創立が江戸時代後期の元治元年(1864)という老舗「糀屋本店味噌醤油醸造所」というお店がありました。北国街道の面影を伝えていた趣のある建物でしたので、少し残念です。

 竹風堂さんの横の北国街道を進むとJRの線路にぶつかりますので、いつもの跨線橋を渡ります。江戸時代には線路も跨線橋も無かったわけですから、北国街道は何処を通っていたのかは分かりません。

 跨線橋を渡り、工事中の道を右手に見て進みます。線路の下を潜る道路が完成すれば便利になるような気がします・

  この道を渡って少し右に進むと、再び北国街道になります。道の両側は、新しい家が建ち並んでいますので、旧街道の面影はありません。

 この道も何回か散歩で歩いていた時に「お寺や神社が続いている道だなあ」と思っていました。旧街道の名残りと言えばそういうところなのでしょう。

 少し進んだところには、観音寺(四万八千日観音)があります。建久8年(1197)、善光寺に参詣した源頼朝公が、守仏の髻(もとどり)観音(馬頭観世音菩薩)をまつり、寺を建立したと伝えられているようです。立派な龍の彫刻があります。

 道をしばらく進んで、いつも通る若里公園を左手に臨みながら行くと「木留神社」があります。この神社は善光寺とも関りがあり「善光寺七社」の一つです。桜も奇麗です。

 その隣には、「蓮心寺」、「吹上地蔵堂」と続いて建っています。

 お寺や神社以外に、何か旧街道の名残りを感ずる物がないか探したのですが、見つけることは出来ませんでした。

 三才大豆島中御所線の広い道に出ます。正面の細い道が北国街道ですが、ここを渡るわけにはいきませんので、右手に少し行った所にある交差点を渡ってから北国街道に入ります。

 100メートルほど進むと犀川に架かる「丹波島橋」です。ここには、「丹波島の渡し」があったようです。橋のたもとに「善光寺常夜灯」がありました。飯縄山も良く見えます。

 今日の「街道歩き」はここまでとして、犀川河川敷の景色を眺めながら家に戻りました。

 丹波島橋から先には、旧北国街道の名残りも残っているようですので、機会を見て歩きたいと思っています。

 今日の歩数は、14,714歩。体調を整える散歩にしては「歩き過ぎ」の気もしますが、うっすらと汗をかいた散歩で体調も良くなったように思えました。

 


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