午前中に用事が有ったので、昼食を食べてから婆さんと出かけて来ました。「あまり遠くに行きたくない」と言うことで、智積院へ行くことにしました。
四条河原町から京阪電車に乗り、七条駅で下車、三十三間堂の前を通り、東大路通りにある智積院に入ります。ここは、紫陽花の名所でもあり、紅葉の隠れた名所でもあります。私は、紅葉の時期に来たのは初めてです。
智積院は、徳川家康の命により再興された真言教学の正統な学風を伝える寺院で、長谷川等伯・久蔵親子の「櫻・楓図」や名勝庭園が有名です。
モミジは、金堂に向かう参道の右側に広がっています。紅葉は今が見頃と言ったところで、綺麗な風景を楽しんで来ました。
金堂の周囲も見応えがあります。
混雑もなく、たっぷりと紅葉を楽しむことが出来ますので、本当に嬉しい場所です。婆さんも気に入ったようで、あちこちで写真を撮っていました。
東大路通に出て、五条の方に少し戻った所にある妙法院に寄りました。妙法院は青蓮院、三千院(梶井門跡)とともに「天台三門跡」と呼ばれる名門寺院です。
大きな庭ではありませんので、モミジの数は多くありませんが静かに紅葉を楽しむことが出来ます。
五条にある大谷本廟参道の円通橋周辺も綺麗に紅葉していました。
清水寺に向かう五条坂は、相変わらず観光客で賑わっていました。東大路通は車も多いので、東山五条の交差点から斜めに入る小路を歩いて六道珍皇寺に出ました。そこから建仁寺に向かい境内を抜けて行くことにしました。
建仁寺は、三門の前等に少しモミジが有るだけです。
塔頭の一つ「西来院」にモミジの紅葉が見えたので覗いて来ました。
花見小路から四条通に出て帰りました。四条通は混雑していましたので、四条大橋を渡って先斗町に入りました。先斗町から木屋町通には、何本か路地があります。その一本を抜けて見ました。途中、「十五大明神」という小さなお社が有りました。千社札でびっしりです。昭和になって祀られたお社のようで、この路地が三条から十五本目になるのだそうです。それで「十五大明神」ということなんですかね。昼間は薄暗い路地ですが、夜は両側のお店の灯で明るくなるようです。京都の街歩きは「面白い!」。
高瀬川も秋の寂しさを漂わせていました。
婆さんと東山の麓を歩いて来ましたが、この近辺の紅葉も見頃になっており、いよいよ京都も秋本番です。明日からの紅葉巡りが楽しみです。婆さんから用事を言いつけられる前に出発するために、今晩、しっかり計画を立てようと思っています。
今日の歩数は、12,989歩。
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