午前中は晴れていましたが、午後になって雲が広がって来た長野です。30度を超える程度の気温ですが、ブログを書いている間に、婆さんがエアコンのスイッチを入れてしまいました。久し振りのエアコンです。
京都では祇園祭の山鉾巡行(後祭)が行われました。
私は9時からテレビの前に座り込んで様子を見ていました。婆さんは諦めていて文句も言いません。今年の大きな話題は「鷹山」が196年振りに巡行に復帰したことです。
鷹山は火災、水害で山を喪失して「休み山」となっていましたが、10年がかりで山を復興、今年から巡行に復帰しました。今後、漆を塗ったり金金具を取り付けたりと完成までには年数がかかりますが、白木のままの姿を見られるのも貴重な経験です。
11基の山鉾が御池通に集合、巡行開始です。
巡行の目的は、17日に八坂神社の神様を四条御旅所に迎える時(神幸祭)、そして今日(24日)神様が八坂神社に帰られる時(還幸祭)に街中を祓い清めるため。いわゆる露払いの役割を持っています。
南観音山と鷹山
鷹山の辻回し。
後祭唯一の鉾、大船鉾。この鉾も2014年から復帰したもので、龍頭が今年から金色に輝いています。これでも未完成なんだそうです。
後祭の巡行が終わりましたので、これで疫病退散は完璧です。神様も気持ちよく八坂神社に戻って頂けると思います。
上の写真は後祭の宵山。
今日の夕方、神様を八坂神社にお送りする還幸祭が行われ、祇園祭の中心的行事は終わりますが、7月31日の疫神社夏越祭(八坂神社の境内摂社・疫神社で茅輪くぐり)で、祇園祭の締めくくりとなります。
これで疫病退散は間違いなしだと思いますが、念のため、明日、4回目のコロナワクチン予防接種を受けてこようと思っています。
決してお祭りのパワーを信じていないわけではありません。あくまでも念のためです!