梅雨空の広がる長野、時々雨が降ってきます。湿度は高いのですが気温が28度程度なので助かります。
10時過ぎに空が明るくなったので「歩こうかな~!」とつぶやくと、婆さんから「良し!行っても良いよ!」とのお言葉。
喜んで散歩に出かけました。「ご主人様の言いつけを、渋々、守っている老犬のようだ」とも思ったのですが、そこのところは胸に収めてご近所散歩に出かけました。
近くの学校の生垣、小さな白い花が一杯です。以前から気になっていたのですが、「アベリア」と言う生垣に良く使われる木だとわかりました。
Googleに感謝です。
リンゴ畑にグラジオラスとアルストロメリアを見つけました。婆さんに聞けば花の名前は分かるのですが、癪に障るのでこれもGoogleに教えてもらいました。道端にはダリアも。ここのダリアは、毎年、綺麗に咲いてくれます。
代り映えのしない景色の中を歩くのですが、季節ごとに違った花を見つけるのもご近所散歩の楽しみです。エネルギーセンターのつながりの丘、バラは終わりでした。
婆さんからは「歩き過ぎないようにね!」とくぎを刺されていましたが、ここまで来たら五輪大橋に上がってみることにしました。
五輪大橋から見えるのはどんよりとした梅雨の景色。早くすっきりとした山々を眺めたいものです。
橋の半分ほどで雨が降り出したので、あわてて引き返してきました。傘は持ってきたので心配はなかったのですが。
橋の近くにある水田、稲が青々としてきました。公園近くの畑にもダリアとアルストロメリアがありました。
時計を見ると11時を少し過ぎていました。婆さんから「11時半には出かけるので、それまでには帰ってきてよ!」と言われていたのを思い出し、大急ぎで家に向かいました。
急いでいても花を見つけると立ち止まってしまいます。半夏生を見ることが出来ました。
雨は止んでいましたが、急ぎ足で歩くので上半身は汗でびっしょり。頑張った甲斐あって、11時30分ギリギリで家に到着できました。
今日の歩数は、7,242歩。体調不良後のリハビリ、雨の合間の散歩だということを考えると、「まあまあかな!」と思える歩数でした。
降り出した雨を見ていると、「梅雨時に降る雨のことをなんて言うんだろう」と思いパソコンで調べてみました。ビックリしたり「良いな~」と思ったのは次の二つ。
「五月雨」:「陰暦5月ごろに降る長雨 」のことで、今の梅雨時にあたるよう
です。今まで5月に降る雨のことだと思っていました。
「黄梅の雨」:「梅の実が黄色く熟するころに降る雨 」のこと。これも梅雨
時に梅が熟すからなんでしょうね。
昔の人の言葉の豊かさには感心するばかりです。
そこで私も負けじと俳句に挑戦!
「五月雨の 隙間を縫って 爺散歩」
今日の私の心境を表現してみました。「良い句だな~」と自画自賛!