京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

ブログのタイトルや概要等を変更しました

2022-11-20 09:23:54 | 重要なお知らせ
重要というほどではないかもしれませんが、ブログのタイトルと概要等を書き換えました。備忘録として当面の間、掲載しておきます。



【ブログタイトル】
 
旧 2022年11月19日まで
京都園芸倶楽部のブログ
 
新 2022年11月20日から
京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈


【ブログ概要】
 
旧 2022年11月19日まで
京都から拡がる園芸文化の和・輪・環。京都を拠点に活動している植物・園芸愛好家の団体「京都園芸倶楽部」の公式ブログです。
 
新 2022年11月20日から
京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。


【自己紹介】
 
旧 2022年11月19日まで
1923年に創立し、園芸文化の普及と啓発に努め、京都を拠点に活動している園芸愛好家の団体です。当ブログでは活動報告のほか、園芸・植物・自然・環境、それらにまつわる文化や行事に関する情報を発信します。
 
新 2022年11月20日から
公式ブログ終了に伴い、これまで「京都園芸倶楽部のブログ」として掲載した記事を元ブログ管理人の書笈に納めたことにしました。その一部は取り出し可能(公開)にしています。



【追 記】
なお、今回の変更は、当ブログが京都園芸倶楽部の公式ブログではなくなったことと、元ブログ管理人が当ブログの文章ならびに写真の著作権は放棄していないことを明らかにしたいために行ったことです。

京都園芸倶楽部が新たにブログを立ち上げるのかどうかは聞いておりませんし、私が携わる予定もございません。元ブログ管理人が再出発する際は、新たに別のブログを立ち上げるつもりでございます。
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長らく御愛読いただきまして厚く御礼申し上げます

2022-11-15 17:53:08 | 重要なお知らせ
さて、8年前の2014年の今日、11月15日に前任者から当時利用していたプロバイダのOCNブログを引き継ぎ、OCNブログがサービスを終了するため goo blog に移行することにしました。そして、5日後の11月20日から開始したので、今度の日曜日でちょうど丸8年となる当倶楽部のブログですが、本日のこのお知らせをもって更新を停止いたします。



数日前に近所の住宅街で咲いていたミセバヤの花のように、もっと皆さんに「見せばや」と思う話の種や植物があるのですが、諸事情(つまり、大人の事情というところ)により、本日で終えようと思います。終了日は決めていませんでしたが、ちょうど節目の日でもあり、切りがよいように思います。

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それに、ちょうど今日は七五三ですね。この『七五三』と書いて『しめ』とも読みますが、現在では見られなくなったものの昔は前垂れ締めの注連縄のしめの子の藁を7本、5本、3本と垂らしたことにちなむそうです

ダラダラと続けるより、この『七五三』の読みの語呂合わせで、さらっとした締めの投稿で区切りをつけ、潔く閉めることにして、これで筆を擱くことにいたしましょう。

これまでの記事は当面公開し続けますが、公開内容を整理していく予定です。また、公式ブログではなくなりますので、京都園芸倶楽部に関する内容はすべて非公開にし、タイトルも数日のうちに変更する予定です。

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この8年、取り止めのない話ばかりのつたないブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
これまでのご愛顧に、あらためて厚く御礼申し上げます。

また末筆となりましたが、皆様のブログが末長く続きますようお祈り申し上げます。
では、ごきげんよう!



【追 記】
2022年11月20日に記事として投稿しておりますが、京都園芸倶楽部の公式ブログの役目を終えましたので、タイトル・概要・自己紹介の内容を変更しております。
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暦の上では冬でも季節は秋なのです

2022-11-14 11:49:12 | 園芸・植物・自然環境
暦の上では冬になって1週間経ちますが、ようやく紅葉も進み秋本番といった京都です。昨年、一昨年とコロナ禍で何かと規制があった2年間と比べ国内外問わず観光客が増えたように感じます。そのような中、哲学の道やその周辺を歩いていると小さな秋を見つけました。

まずはロウヤガキ(老鴉柿)の実。昨年に比べると実のつきが少ないようで、観賞用であっても隔年結果となるのか、ほんのちょっぴりの実が枝にぶら下がり色づいていました。



そして、もう葉だけでなく実も落としているものも散見しますが、こちらはしっかり実をつけて葉も青々としていたコムラサキ(小紫)です。



たいていはムラサキシキブ(紫式部)と呼ばれますが、本来のムラサキシキブは実がまばらにつき、葉の鋸歯が基部まで入るようです。対してコムラサキはきれいにまとまって実がつき、葉の鋸歯は先端から中程までで、基部に鋸歯は見られないとのこと。この写真だと葉の状態はわかりにくいですよね。

そして、大豊神社の参道沿いの花壇では、名前に秋とつくアキチョウジ(秋丁字)の花も少しだけ咲いていました。ただしアキチョウジと名札が添えてあったのですが、萼の先が尖って花柄も長くてまばらに咲いているのでセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)かもしれません。



アキチョウジは愛知県以西の西日本に分布し、セキヤノアキチョウジは中部地方から関東地方にかけて分布するそうです。セキヤノアキチョウジの関屋とは関所の建物のことを指すそうで、関所で有名な箱根でよく見られるアキチョウジということで名付けられたそうです。

この秋も足早に去っていきそうな気配ですが、まだまだ秋色に染まる京都のひとこまでした。
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もじゃもじゃの毛虫じゃないよ

2022-11-11 18:35:28 | 園芸・植物・自然環境
北山通を京都府立植物園から松ヶ崎方面に向かうと、ノートルダム女学院の北側から宝ヶ池や国際会議場の横を通って岩倉地域とを宝ヶ池通があります。通称狐坂と呼ばれる坂道は2006(平成18)年に新道ができるまでは九十九折の坂で、この旧道は歩行者と自転車の専用道になっています。

新道は自動車専用道なので歩行者用の旧道を歩いて坂を登り切り、新道の自動車道と合流したところでこんなものを見つけました。



毛むくじゃらのもじゃもじゃの毛虫ではないですよ。おそらくアカメガシワ(赤芽槲)の蒴果だと思います。

ただ通常は、垂れ下がらずに上に向いていて、もっと実の膨らみがあって突起状のものも少ないように思うのですが、葉や他のところで判断してもやっぱりアカメガシワのようにしか思えません。



こちらは下のほうで熟した蒴果が弾けており、剥き出しになった種子はアカメガシワの種子にそっくりです。焦点があってないのでぼやけていますが、その部分だけ切り取ってみました。




ちょうど1週間ほど前の投稿で紹介したクサギ(臭木)の実を集めているときに見つけました。

クサギの実(過去記事より再掲)


アカメガシワは雌雄異株で、花は雄花しか見たことがないのですが、これがアカメガシワの雌株なら来年に花を見ることができるので、楽しみです。

アカメガシワの雄花(過去記事より再掲。2020年7月撮影)


花を見ればこの実がアカメガシワかどうかも確実にわかるだろうし、楽しみにしておこうかな。
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見る向きを変えると印象も変わる?

2022-11-10 18:09:00 | 園芸・植物・自然環境
疏水分線沿いに続く白川疏水通を歩いていると向こう側の土手で咲いている花を発見。



ひと塊となって咲いていたサフランの花でした。クロッカスの仲間ですがこちらは秋咲きで、三裂した雌しべがスパイスとして着色や香料に使われます。もう10年以上も前のことですが、一度鉢植えでサフランを育てたことがあり、咲き終わる前の花から雌しべを収穫して、サフランライスなどにして楽しんだことがあるのですが、そのときの雌しべがキッチンの引き出しの片隅で眠っていることを思い出し、その一部を取り出して撮影したのがこちら。




あまりにも年数が経っているので料理に使うのはためらいますが、染色に使えるかな。1グラムあるかないかの量なのですが。今更ながら、クロッカスだけでなく、ひさしぶりにサフランも育ててみればよかったと思っても、あとの祭りですね。
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いつものことながら話が脱線しましたが、疏水を挟んだ向こう側から土手で咲いている花を見ると、この雌しべがでろんと垂れ下がって、絵文字で表すと🤪🤪🤪🤪🤪が並んでいるように見えたのは私だけ?



手持ちの望遠レンズのテレ端いっぱいで撮影してこの大きさだったので、逆側に移動して上から覗き込むようにして撮影してみると……



先ほどのようなおどけた雰囲気ではなく、お利口さんの優等生に見えるのは、これも私だけでしょうか。はてさて、サフランにもオンとオフの顔があるのでしょうか?
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