京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

寒牡丹が咲き始めていました

2016-11-16 17:38:07 | 園芸・植物・自然環境
京都市上京区にある日蓮宗本山の広布山本満寺は応永17(1410)年に本圀寺から分立し、関白近衛道嗣の子の玉洞妙院日秀が今出川新町で開基、当初は広宣流布山本願満足寺と称していたとのこと。現在地には天文8(1539)年に移転したそうです。




山門をくぐるとすぐに、春には素晴らしい姿を見せてくれることで有名な枝垂れ桜がありますが、今は少し葉を残しているだけでした。そのうちすべての葉が落ちるでしょうね。来年の開花が楽しみです。




その枝垂れ桜の下、山門側に目を移すと、もう寒牡丹が咲いていました。




この花の詳しい品種名はわからないのですが、この花壇に植えられている牡丹は寒牡丹らしく、毎年11月から12月ごろに咲き始めます。先日伺った際に咲いていたのは一輪だけで、もうすでに咲き終わった花もありました。






でも、つぼみも3つほどありましたから、まだこれからも咲き続けると思います。




次の蕾が咲き出すのも楽しみです。


また境内では、寒牡丹以外にもサザンカやカンツバキも咲き始めていましたよ。




境外では、山門横にある妙見宮のモミジが真っ赤に紅葉していました。






境内の紅葉は、すでに紅葉している木もありますが、まだこれからといったところでしょうか。
葉の一部分だけ紅葉し始めているモミジがありました。




寒牡丹はまだ咲き続けそうですので、また機会を作って見に行こうと思います。
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