京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

【解答編】アオイ科の植物の名前、わかりますか?

2017-08-11 13:44:15 | 雑学・蘊蓄・豆知識
昨日のクイズ、どうでしたか? 難しかったですか? 【A】から【K】まで答えを記載しましたので、答え合わせしてみてくださいね。


【A】 フヨウ(芙蓉) アオイ科フヨウ属

(妙蓮寺にて撮影)


【B】 ムクゲ(木槿) アオイ科フヨウ属

(西林寺にて撮影)


【C】 モミジアオイ(紅蜀葵) アオイ科フヨウ属

(京都府立植物園にて撮影)


【D】 アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉) アオイ科フヨウ属

(京都府立植物園にて撮影)


【E】 タイタンビカス アオイ科フヨウ属(ただし園芸交配種)

(檀王法林寺にて撮影)


【F】 トロロアオイ(黄蜀葵) アオイ科トロロアオイ属

(京都府立植物園にて撮影)


【G】 オクラ アオイ科トロロアオイ属

(京都府立植物園にて撮影)


【H】 ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉) アオイ科ヒメフヨウ属

(京都府立植物園の観覧温室にて撮影)


【I】 フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華) アオイ科フヨウ属

(京都府立植物園の観覧温室にて撮影)


【J】 ハイビスカス アオイ科フヨウ属

(宇治市植物公園の温室にて撮影)


【K】 スイフヨウ(酔芙蓉) アオイ科フヨウ属

(下鴨西通近くの白川疏水通にて撮影)


フヨウとスイフヨウはわかりにくかったかもしれませんね。この2つは少しいけずな問題だったかも。またフヨウ属は学名が「Hibiscus」で広義の「ハイビスカス」になりますので、【J】のハイビスカスは狭義の「ハイビスカス」になります。

また、【E】のタイタンビカスは【C】のモミジアオイと【D】のアメリカフヨウの交配によって作出された園芸種です。アオイ科の植物にはこのほかにもワタやタチアオイ、ゼニアオイ、ウキツリボクも含まれます。

今回はアオイ科でやってみましたが、他の科の植物でもやってみたら楽しいかもしれませんね。

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2 コメント

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ブッソウゲ (京都園芸倶楽部)
2017-08-11 22:51:45
うさぎ様、早速にコメントをありがとうございます。

トリミングで花だけをクローズアップして、葉や果実などヒントになるものを極力除外するようにしたので、難しかったかもしれませんね。

なお、ブッソウゲはハイビスカス全般を指す呼称でもあるらしいのですが、一般的には「ハイビスカス」のほうが知れ渡っていると思います。和名として使用されているのは、このフウリンブッソウゲだけでしょうか。

スイフヨウは咲き始めだとフヨウとの区別がつかないと思い、少し紅をさした状態の写真を使いました。

また他の科でもクイズにできそうなのがあれば第2弾をやってみたいと思いますので、そのときはこれに懲りずまた挑戦してくださいね。
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Unknown (うさぎ)
2017-08-11 22:37:00
そうか!
あれがブッソウゲというのか!!
フムフムと勉強になったのです(^^)v
スイフヨウは母が欲しがっていてすぐにわかりました。
なんでも夕方になると紅くなるんですってね!
酔っぱらい( ☆∀☆)
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