先週土曜日の9月10日の午前中に京都府立植物園を訪れた際、植物園会館前に「バオバブの花が咲いています」との案内掲示がありましたので、すぐさま観覧温室へ向かいました。
昨年は7月中旬に見ることができたものの、花の開き方がいまいち(その時の記事はこちら)だったのを思い出し、今年は9月まで見る機会がなかった(うっかり忘れていたのは内緒……)とはいえ、きれいな花を見ることができてよかったです。
かの名作「星の王子さま」にも出てくる、アフリカバオバブです。
咲いていたのは一輪だけでしたが、これまでに咲いていた花が順番に結実し始めており、開花から果実ができあがる過程段階を見ることができましたよ。
まずは、今まさに咲いている花。
そして、おそらく一番最近に咲いた花なのだと思いますが、受粉後に雄しべ等が落ちて、花柱と子房だけが残った状態でしょうか。
その時期が過ぎて、果実として膨らんできた状態でしょうね。
そして、どんどん大きくなりだしている果実。この状態の果実はいくつもありました。
もう少ししたら、成熟した果実をいくつも見ることができるでしょうね。
ただ残念なことは、アフリカバオバブの近縁種であるフニーバオバブも、初めて京都府立植物園で開花したそうですが、こちらは完全に見逃してしまいました。鮮やかな黄色もしくは橙黄色の花(このような花)を咲かせ、国内では、大阪の咲くやこの花館で開花実績があるようです。フニーバオバブは、来年もし開花すれば、アフリカバオバブともに機会を逃さず観賞したいです。
ということで、今年2016年のアフリカバオバブの花のご報告でした!