7月に開催しました第1138回例会のハナショウブ講演会に触発されたこともあり、先週9月3日の土曜日に、滋賀県高島市朽木の生杉(おいすぎ)まで、声を掛けあって都合のついた当倶楽部の会員5人で伺い、当地のノハナショウブの植生状況確認と初秋を楽しんできました。
生杉は、朽木の針畑地区の一番西で、三国岳(三国峠)の東側のふもとにあたり、峠を越えれば芦生の森という位置にあり、昔の鯖街道の中では一番古いと考えられ最短ルートでもあった「針畑越え」の古道が残るところでもあります。
道中、薄曇りや雨が降っているところもありましたが、生杉は晴れ渡り、三国峠が望めて、とてものどかでよい場所でしたよ。
ただ、ところどころ休耕田がみられ、放置された田畑にはススキで埋め尽くされているという場所もみられました。そのため、昔はあちこちで咲いていたカキツバタやノハナショウブ、畔や里山に咲く草花がどんどん減っているそうです。
集落にある田んぼの稲は実りの秋を迎え、穂が黄金色に色づいていました。
撮影させていただいた田んぼでは、ほぼ無農薬で栽培しているとのことで、オモダカなども咲いていました。
さて、ノハナショウブですが、集落では田んぼの畔などに咲いているため、この地域の針畑活性化組合の組合長の方に前もってご連絡を差し上げて、地域の長老の方や田んぼの所有者にも事前のご了承等を頂いて、確認させていただきました。
もちろん花期は済んでいるため、葉と実だけの状況ですが、大きな群生があちこちでみられ、その近くでは実生の苗も確認でき、来年のノハナショウブのシーズンが待ちどおしい結果でした。
ノハナショウブのそばでは、サワヒヨドリも咲いていました。
ノハナショウブの状況を確認させていただく際に、四季咲きのカキツバタを、種の保存と今後の地域活性にも利用できるよう栽培していると教えていただき、こちらもご許可を頂いて見せていただきました。
カキツバタには春と秋に2回咲く二季咲きや、5月~11月頃まで不定期に咲く四季咲きがあると聞いていましたが、これまで実際に見たことがなかったのと、カキツバタは5月が花期という固定観念があるためか、この時期にカキツバタが咲いているのを見て、やっぱりびっくりしてしまいました。
その後、途中までしか行けませんが、芦生の森に続く峠のふもとまで行ってみました。
上の写真は芦生の森へと続く道ですが、手前には柵と施錠がなされており、車も含めて進入ができないようになっていました。
その近くで、コハクウンボクでしょうか、実をつけていましたよ。
そしてお昼前に生杉に戻り、地域活性に一役買っている針畑ルネッサンスセンターで、地域の特産品として生産されている「鯖のなれずし」や「鯖のへしこ」等を使った豪勢なお弁当をいただきながら、朽木や針畑地区の歴史等についてご説明をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。
お話によると、この地域は1500年もの歴史があり、地域の「針畑」は元々「墾り畑」と書いたのではと推測されており、関ヶ原の合戦では西軍につかず東軍につくなど、地域の存亡がかかるときにも運よく乗り越え、いまにつながっているとのことでした。
その他、山の上にある井戸から水が湧き出る不思議な話を、奈良の東大寺で3月に行われるお水取りと、それに関連して福井県小浜市の若狭神宮寺で行われるお水送りとも絡めてお話しいただいたり、古くから祀られている大宮神社のユニークな行事や風習なども教えていただきました。
帰路につく前に、福井県の若狭地方につながるおにゅう峠まで行ってみました。
峠には、石碑が設置されていました。
福井県側を望んだ景色がこちら。
見える景色の解説も設置されていました。
滋賀県(京都府)側を望んだ景色がこちら。
季節と天候によっては雲海の絶景も見られるとのことです。
峠の名前が「おにゅう」とひらがなになっているのは、福井県側の「遠敷(おにゅう)」という地名と滋賀県側の「小入谷(おにゅうだに)」の両方の読みをとって「おにゅう」としているそうです。
峠の福井県側の谷にヤドリギが確認できました。
また反対側の尾根側には、ナナカマドでしょうか、赤い実が鮮やかでした。
事前の天気予報では雨が心配されたのですが、よいお天気に恵まれてすばらしい体験ができました。
当倶楽部にご入会いただければ、毎月実施している例会以外にも、こういった経験ができますよ。
生杉は、朽木の針畑地区の一番西で、三国岳(三国峠)の東側のふもとにあたり、峠を越えれば芦生の森という位置にあり、昔の鯖街道の中では一番古いと考えられ最短ルートでもあった「針畑越え」の古道が残るところでもあります。
道中、薄曇りや雨が降っているところもありましたが、生杉は晴れ渡り、三国峠が望めて、とてものどかでよい場所でしたよ。
ただ、ところどころ休耕田がみられ、放置された田畑にはススキで埋め尽くされているという場所もみられました。そのため、昔はあちこちで咲いていたカキツバタやノハナショウブ、畔や里山に咲く草花がどんどん減っているそうです。
集落にある田んぼの稲は実りの秋を迎え、穂が黄金色に色づいていました。
撮影させていただいた田んぼでは、ほぼ無農薬で栽培しているとのことで、オモダカなども咲いていました。
さて、ノハナショウブですが、集落では田んぼの畔などに咲いているため、この地域の針畑活性化組合の組合長の方に前もってご連絡を差し上げて、地域の長老の方や田んぼの所有者にも事前のご了承等を頂いて、確認させていただきました。
もちろん花期は済んでいるため、葉と実だけの状況ですが、大きな群生があちこちでみられ、その近くでは実生の苗も確認でき、来年のノハナショウブのシーズンが待ちどおしい結果でした。
ノハナショウブのそばでは、サワヒヨドリも咲いていました。
ノハナショウブの状況を確認させていただく際に、四季咲きのカキツバタを、種の保存と今後の地域活性にも利用できるよう栽培していると教えていただき、こちらもご許可を頂いて見せていただきました。
カキツバタには春と秋に2回咲く二季咲きや、5月~11月頃まで不定期に咲く四季咲きがあると聞いていましたが、これまで実際に見たことがなかったのと、カキツバタは5月が花期という固定観念があるためか、この時期にカキツバタが咲いているのを見て、やっぱりびっくりしてしまいました。
その後、途中までしか行けませんが、芦生の森に続く峠のふもとまで行ってみました。
上の写真は芦生の森へと続く道ですが、手前には柵と施錠がなされており、車も含めて進入ができないようになっていました。
その近くで、コハクウンボクでしょうか、実をつけていましたよ。
そしてお昼前に生杉に戻り、地域活性に一役買っている針畑ルネッサンスセンターで、地域の特産品として生産されている「鯖のなれずし」や「鯖のへしこ」等を使った豪勢なお弁当をいただきながら、朽木や針畑地区の歴史等についてご説明をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。
お話によると、この地域は1500年もの歴史があり、地域の「針畑」は元々「墾り畑」と書いたのではと推測されており、関ヶ原の合戦では西軍につかず東軍につくなど、地域の存亡がかかるときにも運よく乗り越え、いまにつながっているとのことでした。
その他、山の上にある井戸から水が湧き出る不思議な話を、奈良の東大寺で3月に行われるお水取りと、それに関連して福井県小浜市の若狭神宮寺で行われるお水送りとも絡めてお話しいただいたり、古くから祀られている大宮神社のユニークな行事や風習なども教えていただきました。
帰路につく前に、福井県の若狭地方につながるおにゅう峠まで行ってみました。
峠には、石碑が設置されていました。
福井県側を望んだ景色がこちら。
見える景色の解説も設置されていました。
滋賀県(京都府)側を望んだ景色がこちら。
季節と天候によっては雲海の絶景も見られるとのことです。
峠の名前が「おにゅう」とひらがなになっているのは、福井県側の「遠敷(おにゅう)」という地名と滋賀県側の「小入谷(おにゅうだに)」の両方の読みをとって「おにゅう」としているそうです。
峠の福井県側の谷にヤドリギが確認できました。
また反対側の尾根側には、ナナカマドでしょうか、赤い実が鮮やかでした。
事前の天気予報では雨が心配されたのですが、よいお天気に恵まれてすばらしい体験ができました。
当倶楽部にご入会いただければ、毎月実施している例会以外にも、こういった経験ができますよ。