今日は土用の入りです。
京都洛北の神光院では明日21日と土用の丑の日の24日に、御室の蓮華寺では土用の丑の日の24日(23日は前夜祭)に「きゅうり封じ」が行われます。
これは弘法大師・空海が中国から伝えた疫病除けの秘法で、病名等を書いた紙と護符で、祈祷された胡瓜を包み、体の悪いところ等をさすって穢れや病気をこの胡瓜に封じ込み、最後にきれいな土に埋めるという行事です(各寺によって若干の違いがあるかと思います)。
胡瓜に病気等を封じるのは、胡瓜の切り口が、仏具の一種で釈迦が説法している姿を形にした「転法輪」に似ているからではないかという説もあるそうです。
野菜で疫病退散。
興味を持たれた方は一度参加してみてはいかがでしょうか。