今日、11月13日は何の日だかご存じですか。今年は七十二候の「地始凍」でもありますが、植物に関係することでは「うるしの日」なのだそうです。
(日本の漆器)
これは、平安時代に文徳天皇の第一皇子である惟喬親王が京都嵐山にある法輪寺に参籠し、満願となるこの日にご本尊の虚空蔵菩薩より漆の製法を伝授されたという伝説から、日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定しました。
このウルシ(漆)という言葉の語源は「麗し(うるわし)」あるいは「潤し(うるおし)」であるとも言われ、その美しさと強靱さをもちろんのこと、熱や湿気、酸、アルカリにも強く、腐敗防止や防虫効果にも優れることから、食器や家具などの塗料に用いられていますね。ただし、紫外線に当たると劣化し、極度の乾燥に長時間さらされるとひび割れたりしてしまうところが欠点でしょうか。ただしこの欠点は、保管状態にさえ気をつければ避けられることばかりですよね。
(ビルマウルシの漆を塗った漆器)
今日が「うるしの日」であることは、先月実施しました当倶楽部例会のビルマウルシと漆器の講演会で、講師の先生から教えていただきました。上の写真はその講演会の際に展示していただいたビルマウルシの漆が塗られた漆器で、竹を編んだものに塗られています。タイやミャンマーで作られている漆工芸品です。
ついでながらの雑学知識ですが、今日は「漆」とよく似た漢字の「膝」にも関する記念日で、11月13日の語呂合わせから「いいひざの日」でもあるそうです。
(日本の漆器)
これは、平安時代に文徳天皇の第一皇子である惟喬親王が京都嵐山にある法輪寺に参籠し、満願となるこの日にご本尊の虚空蔵菩薩より漆の製法を伝授されたという伝説から、日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定しました。
このウルシ(漆)という言葉の語源は「麗し(うるわし)」あるいは「潤し(うるおし)」であるとも言われ、その美しさと強靱さをもちろんのこと、熱や湿気、酸、アルカリにも強く、腐敗防止や防虫効果にも優れることから、食器や家具などの塗料に用いられていますね。ただし、紫外線に当たると劣化し、極度の乾燥に長時間さらされるとひび割れたりしてしまうところが欠点でしょうか。ただしこの欠点は、保管状態にさえ気をつければ避けられることばかりですよね。
(ビルマウルシの漆を塗った漆器)
今日が「うるしの日」であることは、先月実施しました当倶楽部例会のビルマウルシと漆器の講演会で、講師の先生から教えていただきました。上の写真はその講演会の際に展示していただいたビルマウルシの漆が塗られた漆器で、竹を編んだものに塗られています。タイやミャンマーで作られている漆工芸品です。
ついでながらの雑学知識ですが、今日は「漆」とよく似た漢字の「膝」にも関する記念日で、11月13日の語呂合わせから「いいひざの日」でもあるそうです。