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「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

端午の節句エトセトラ。

2012年05月02日 | 北山杉加工品

GW真っ只中、9連休の方もおられるかも知れませんが北山杉の里は暦どおり。5月に入りぐずついたお天気になりましたが、1日と2日は通常業務を行いました。

暦どおりですので5月3日(憲法記念日)・4日(みどりの日)・5日(こどもの日)・6日の日曜日はお休みさせて頂きます。

こどもの日。ここ中川では小さな子ども達も少なくなり、はためく鯉のぼりの姿は見られませんが、総合センターには先日ご紹介しました兜や鯉のぼりの可愛らしい木工品が季節を彩ってくれています。

 

5月5日の子どもの日は国民の祝日となっていますが、「端午の節句」、「菖蒲の節句」とも言われます。

紀元前三世紀、中国の楚の時代に由来するものとされ、強い香りの菖蒲や蓬(よもぎ)を束ねて軒先に吊るすことで邪気を払い、また菖蒲湯に入り無病息災を願うなどの風習は今も日本に残っています。

端午の「端」はもののはし、つまり始まりという意味で月の初めの午の日、午は五を表すことから毎月5日を指していましたが、中でも数字が揃う5月5日を端午の節句としたと言われています。

他にも、3月3日は桃の節句、7月7日は七夕、9月9日は重陽(菊)の節句のように奇数が揃っているのは端午の節句がゆかりとなったのでしょうか?

  

(資料画像)

そして鎌倉時代には「菖蒲」を「尚武」とかけて、また菖蒲の葉っぱが剣のように尖っていることから武士を尊ぶ男の子の節句へと移って行き、菖蒲の節句とも言われるようになりました。

江戸時代には徳川幕府の重要な式日が5月5日と定められ、将軍に男の子が生まれると玄関前に馬しるしや幟など、勇ましい飾りをして祝いました。

このように時代が移るにつれて端午の節句は男の子の誕生と成長を祝うまつり事となっていったのです。

 

 (資料画像)

今の時期、和菓子屋さんのウインドウに並んでいるのが柏餅です。美味しそ~う!

こしあん、つぶあん、みそあんなど中の餡子もいろいろで柏の葉っぱがいい香りをしています。個人的にはよもぎのお餅でつぶ餡を包んであるのが一番好きです♪

地方によって異なるかも知れませんけど、初節句にははちまきをし2年目からは柏餅を食べる。この柏餅は、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」という縁起物だそうです。

毎年時が来たらホコリをはたいて飾ったり、何気なく食べているお菓子。当たり前のように日本の風習にならってきましたけれど、そこには長い歴史と意味がありました。それを伝えて行くためにも、これからはもう少し心をこめて拭いたり柏餅も一口でパクっといくんじゃなく味わいながら頂かなくちゃ、、と思ったのでした。

 

そしてタッチパネル式デジタルサイネージも完成!

操作は簡単、画面にタッチするだけで見たいところが見られます。

北山丸太が出来るまでの工程は勿論のこと、歴史や地域の見どころ・新しい取り組みなど内容は盛りだくさん!

一人で静かに深く、仲間とワイワイ楽しく、それぞれの使い方で幅が広がるタッチパネル式デジタルサイネージ。

ぜひ一度タッチしてみませんか?

残念ながら連休中と6日の日曜日まではお休みですので5月7日の月曜日以降、ご来場をお待ちしております。

グループの場合は事前にご連絡頂きますようお願い致します。 TEL(075)406-2955

なお、毎週日曜日は駐車場で朝市を開催し、北山地域で採れた山菜や野菜、山野草や木工品などを販売しています。5月6日の日曜日も朝市はありますのでお近くへお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。

  時間:午前8時30分~12時(雨天開催)

  場所: 京都北山杉の里総合センター駐車場(京都北山丸太生産協同組合内) 

      京都市北区中川川登74 

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