秋晴れの気持ちの良い本日、恒例となりました立命館小学校3年生約120名をお迎えいたしました。
ホールに入るなり、北山杉の展示を発見「あ~、北山杉や~」とテンションが上がったようです。いつものように事前の準備が万端なせいでしょう、「やっと会えた北山杉」っていう感じでした。(そんな子供たちを見てこちらも嬉しい思いです。)
120名の子供たちを3班に分けて、①座学 ②枝打ち見学と丸太磨き体験 ③北山杉の温度計作り の盛沢山の内容です。
さて、こちらは①の座学の様子です。
事前学習で花丸をもらっている生徒さんもいますよ。
こちらの子の字の上手なこと、一マス一マス丁寧に書かれたノート。
講師も生徒さんの様子を見ながら、飽きないように、クイズや質問コーナーを設けているようでした。
「天井の木は北山杉ですか?」「丸太にある割れ目みたいなのはなんですか?」
講師のほうも慌しい中、時間の許す限り、お答えさせていただきました。
あれれ?本日はみんな運動靴ですね、以前は皮靴の子供もいたような。。。?引率の先生に聞くと、今日は運動靴を指定されていたのだとか。そうです、少し山に入るのですから、運動靴の方が良いですよね。こちらは街中と気温が3℃程違いますので、着脱のできるはおり物があれば良かったですね。(半袖の子供さんもいて、寒そうだったので)
次は②の枝打ち見学と丸太磨き体験の様子です。ちょうどここに枝打ち職人さんがいます。わかりにくいのですが。
「センセイ、この木何年生くらいやろ?」色々疑問が沸いてきます。
初めて見る丸太の砂磨きに、みんな真剣なまなざしです。
難しい質問もでたようですよ。「菩提の滝の砂はどの位まで粒子が細かくなりますか?」とか。
最近の子供たちは砂遊びなんかしないのかな?楽しそうです。
手も丸太もツルツルになりますね。
次は③北山杉温度計木工体験 です。
女の子たち、自分のと友達の出来栄えを見比べているのかな?
器用に早くできる子、ゆっくり丁寧にする子、少々ゆがんでいても、気にしない子。
いろんな個性がありますね。
早く終わった生徒さんは人造絞丸太の巻き付けたサンプルを見つけました。珍しいものは目につきますものね。
こうして、今年も無事に120名の大型研修が終わりました。北山杉の里での研修が子供たちの心に残り、又大人になった時に訪れて、自分の生活空間に取り入れていただけたら幸いです。
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