お客様相談室にくる問い合わせで多い質問は「どうして中性洗剤を混ぜた水溶液をフィルムに吹きかけるのですか?」です。
私もこの会社に入社した頃は意味がわかりませんでした。一般的なシールは裏紙をはがして貼るだけですもんね。
しかし、この中性洗剤を混ぜた水溶液がフィルムを貼るうえで、必需品なのです!
とくにフィルムを貼り慣れていない方には水溶液は必須なものです。
セロハンテープを長めに切ってブラブラさせてみてください。粘着面と粘着面が誤ってくっついたりしませんか?そう、それです!そういう現象が窓ガラス用フィルムを貼る際にも起こりうることです。それを防ぐためにガラス面、フィルム面にもたっぷりと水溶液を吹きかけます。そうすると、くっついてもはがすことができます。また、ガラスに貼ってから位置をちょっとずらすこともできます。
つまり、水溶液を吹きかけることによって、貼る位置を変更させたり、貼り直しができるんです。(中性洗剤の界面活性剤効果です)
初めてフィルムを貼る方にはこの「水溶液を吹きかける作業」が面倒だ!と思われるかも知れませんが、吹きかけることによって変なところに力を入れず、キレイにフィルムを貼ることができます。
貼る位置がしっかりと決まりましたら、さらにフィルムの上から水溶液を吹きかけてガラスとフィルムの間に入った水と空気をゴムベラで押し出せば出来上がりです。
どうぞ、皆様フィルムを貼る際は水溶液をたっぷりと吹きかけて貼ってみてください。
記:お客様相談室:渡邉
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