『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』と「リリントン・プレイス エヴァンス事件」のネタバレ感想です
ご注意ください!
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』を見ました
「外伝リジー・ボーデン事件」の方はまだ見ていません
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』というのは実在の事件です
実在の事件というとこの前見た『リリントン・プレイス エヴァンス事件』もそうです
ということで意識はしなかったんですがいろんなところで比較しながら見てしまいました
まず一番大きな違いは『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』はアメリカで起きた事件でTV映画を制作したのもアメリカ
かたや「リリントン・プレイス エヴァンス事件」は事件、制作ともに英国です
まず見て驚いたのは制作する国の違いでこれほど違ってくるものなのか!ということです
「リリントン・プレイス エヴァンス事件」は陰湿で謎に包まれながらドラマが進行していきますが
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』は結構明るい造りです
そこが一番大きな違いです
音楽も恐怖を呼び覚ますようなものが使われているわけではなく
カントリーやロックなどの現代のアメリカの音楽です
おどろおどろしい感じにはならない造りというか
”エンターテイメント”として作られてます
もう一つ大きな違いと言えば
「リリントン・プレイス エヴァンス事件」は犯人の妻の視点で作られているので
殺人事件の具体的な表現はなかなか出てこなくて
妻が不審に思いながらも一緒に生活しているのが恐怖につながるのですが
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』は犯人の視点が多いので
不安や恐怖はあまり感じないです
不安感はどちらかというと裁判で有罪になるのかどうかという
犯人側での不安かな
演じてる役者の違いや演出の違いで感じる恐怖はかなり違ってくるんだということがよくわかります
「リリントン・プレイス エヴァンス事件」の方は本当に不気味な恐ろしさなんですよね
どこにでもいる平凡な中年男が妻に知られないところで何かしている恐怖
それがだんだんとわかってくるけれども逃げられない恐怖みたいなものを感じます
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』の犯人は割とわかりやすい犯人像でもあります
虚言壁、盗癖といった反社会的なことを平気でするんで
両親を斧で惨殺するのも納得するんですよ
「リリントン・プレイス エヴァンス事件」は殺人で性的興奮を得るタイプの殺人鬼だとは思うものの
(かなり終盤で複数の体毛のコレクションが出てくるんですが
それが陰毛だってわかるところが最大の性異常犯罪者臭のシーンだと思う
もちろんほかにも異常犯罪者とわかるところはあるけど)
決定的な場面は終盤になるまでほとんど出てこないんです
それよりも周りの人間を上手に支配して自分の罪をきせたりするので
巻き込まれたら怖いなという恐怖があります
私は「リリントン・プレイス エヴァンス事件」の方が好きだし怖かったですが
犯人像がわかりやすい『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』の方がすっきり見られるかもしれません
ただ犯人は「リリントン・プレイス エヴァンス事件」の方は捕まるのに対し
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』は裁判で無罪になってしまうのでそこがモヤモヤするかもしれないですね
英国ドラマは陰湿でジメジメしたものを作るのが本当に上手で
連続殺人鬼ものはやっぱり英国の方が数倍怖いんじゃないかな^^;
「クリミナル・マインド」とかで描かれる絶対こいつが犯人だ!捕まえろ!逃げたら殺せ!バンバンバン!!的な
ある意味スッキリする展開はアメリカドラマが上手です
英国ドラマは後味も悪いからね~><
細かい話だけど
水回りの表現て恐怖を上手く描き出しますよね?
陶器のシンクのヒビとか排水口のサビとか蛇口の水漏れとか(これに抜けた髪が加わるとホラーなんだけど)
ああいうところで不潔感があると私怖いんだw
「リリントン・プレイス エヴァンス事件」はそういうのが満載で
安アパートの今にも壊れそうな感じとか
剥がれた壁紙とか濡れた道路とかね
もうすっごく怖いwww
『伝説の殺人リジー・ボーデン事件』はお金持ちの家で起こる事件だから
そこら辺が清潔感があってね
斧振り回して返り血ビャンビャンのシーンでも
全体的にきれいでちっとも怖くなかった^^;
これ単純に好みの問題だよね?
明るく楽しいスプラッターが好きな人もいるよね?
まだ見ていない「外伝リジー・ボーデン事件」の方はこれから見ます
「外伝リジー・ボーデン事件」ホームページは→こちら
Lizzie Borden Took an Ax (M.O.W.) [Import anglais] | |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
**コメントありがとうございます
タイコさん
姫キャラのおじさんはいいよ~♡
「タイムレス」はこれが最終回でいいの?っていうほど盛り上がりがなかったですよね?^^;
「ラストシップ」は第一話の途中まで観ました
真っ白な雪原で米ロの兵士がドンパチするとき
ロシアの兵士が黒い服で笑いましたw
副長のおじさんは「チャック」にCIAのエージェントで出てくる人ですねw^^
mimiさん
朝顔って日本の花!って感じですもんね^^
でも実際には西洋朝顔もあったりするけどwww
ベネチーと猫ちゃんの合成?なんだろかわいいの二つって合成かな?(笑)
morninggloryさん
桔梗咲から始まりましたね^^
何だかんだいいながら大輪は咲くと楽しいですよw
摘心してなかったりでモジャモジャに生えてますwww
ランキングに参加しています
←これをクリック
別タブで開くバージョン
←これをクリック
タブが開かないバージョン
とても納得!
犯人の妻の視点からだとじわじわとくる恐怖ですね!
>水回りの表現て恐怖を上手く描き出しますよね?
のくだりで、あーそれ分かる!とつぶやいてしまったw
エリアさんみたいに沢山の作品をみているわけではないのですけどねw
タイコさんへのコメント返しを見て(スミマセン)
エリアさんが何年も前に紹介してくれた「チャック」昨年見てました。