動画よりスクリーンショット
『ルートヴィヒ(ヴィスコンティ版)』ご紹介
3回目は音楽家ワーグナー/トレヴァー・ハワードです
ワーグナーはルートヴィヒ2世が崇拝する音楽家で彼の人生で大変大きな役割を果たした人物で
ルートヴィヒは15歳の時に初めてオペラ「ローエングリン」を鑑賞してからワーグナーに憑りつかれます
昨日ご紹介したエリザーベトは映画の中で
「ワーグナーはルートヴィヒが支援しなくても大成する」と言っていますが
どうなのでしょう?
革命家として追われ、莫大な借金で首が回らなくなっていたワーグナーは
ルートヴィヒと会う2週間前に絶望して墓碑銘記していたといいます
ルートヴィヒの金銭的援助がなければ芸術的発想を助ける贅沢な暮らしはできなかったでしょう
ワーグナーに才能があったのは確かだと思いますが
ルートヴィヒなしでは存命中に名声は得られなかったかもしれません
ルートヴィヒは疑似的な親子としてワーグナーを慕いますが
ワーグナーにとってはお財布程度の存在だったような気がします
というかこの映画ではそんな描かれ方です
ワーグナーは芸術的発想の源泉が人妻にあったようで
リストの娘でピアニストで指揮者のハンス・フォン・ビューローの妻コジマと不倫関係にありました
真ん中がコジマ
この映画でのコジマはなんというか・・・
ワーグナーを助けるためにルートヴィヒにお金を無心する場面があったりして
なんか…とても…やりてばばあ?みたいな感じなんですが^^;
史実ではワーグナー自身がルートヴィヒにお金を無心する手紙を書いています
ルートヴィヒはワーグナーの借金を返済したり豪華で悪趣味な家を与えたりしますが
それがルートヴィヒの祖父ルートヴィヒ1世の二の舞になることを恐れた政府からワーグナーの追放を迫られ
(ルートヴィヒ1世は愛人で失敗して廃位された)
ルートヴィヒ自身も納得して追放処置にします
この辺りは政治的なセンスが皆無ではないのを感じます
その後ルートヴィヒの結婚に際して呼び戻されますが
主演のテノール歌手の決定権を争ってワーグナーと決別します
この辺りは映画ではあまり詳しく描かれていません
決別後、何度かよりを戻す機会はありますが
ルートヴィヒの中ではワーグナー熱が冷めてしまったらしく
二度とあの熱病のようにワーグナーにうなされるようなことはありません
映画では描かれませんがルートヴィヒはワーグナーの死に際して国葬を出しています
ワーグナーは愛犬家だったみたいで
この映画では大きなグレートピレニアンと戯れるシーンが出てきます
(私的にはあまり必要のないシーンに感じるんですが 汗)
2012年版でもグレートピレニアンが出てくるのはヴィスコンティ版へのオマージュかもしれません
私はあまりワーグナーの音楽を真面目に聞いたことがないのですが
少しだけYouTubeで聴いてみたら
どこかで聴いたことがある音楽ばかりですね
大作曲家の音楽ですから当たり前かなwww
権威主義的な音楽ばかりではないんだな~
結構ロマンチックなフレーズの曲もあるんですねw
2016年5月14日(土)より公開される「ヴィスコンティと美しき男たち〜アラン・ドロンとヘルムート・バーガー〜」→こちら
**コメントありがとうございます
hammycatさん
同じ模様になるには一段違っていた感じですね^^;
結び目のことつぶやいていらっしゃいましたよね~
ドキッとしますよね><
模様が多少違うのも手作り感があっていいのかもしれませんw
息子の靴下は今日新しい針が届いたのでさっそく始めようと思ってます^^
顔文字で半角を使うと飛んでしまうことがありますご注意ください
みやまだ6さん
地震のお見舞いありがとうございます
こちらは何ともないですが被害が出た地域の方は大変な苦労だと思います
一日も早く元通りの生活ができることをお祈りしています
最近はオックスフォードという名前になんかセクシーな響きを感じてしまったりしていけません(笑)
ドイツ映画というと私の中では「ブリキの太鼓」かな~
あの絶叫と太鼓の響きが見た直後はしばらく耳から離れませんでした^^;
ランキングに参加しています
←これをクリック
別タブで開くバージョン
←これをクリック
タブが開かないバージョン
『ルートヴィヒ(ヴィスコンティ版)』ご紹介
3回目は音楽家ワーグナー/トレヴァー・ハワードです
ワーグナーはルートヴィヒ2世が崇拝する音楽家で彼の人生で大変大きな役割を果たした人物で
ルートヴィヒは15歳の時に初めてオペラ「ローエングリン」を鑑賞してからワーグナーに憑りつかれます
昨日ご紹介したエリザーベトは映画の中で
「ワーグナーはルートヴィヒが支援しなくても大成する」と言っていますが
どうなのでしょう?
革命家として追われ、莫大な借金で首が回らなくなっていたワーグナーは
ルートヴィヒと会う2週間前に絶望して墓碑銘記していたといいます
ルートヴィヒの金銭的援助がなければ芸術的発想を助ける贅沢な暮らしはできなかったでしょう
ワーグナーに才能があったのは確かだと思いますが
ルートヴィヒなしでは存命中に名声は得られなかったかもしれません
ルートヴィヒは疑似的な親子としてワーグナーを慕いますが
ワーグナーにとってはお財布程度の存在だったような気がします
というかこの映画ではそんな描かれ方です
ワーグナーは芸術的発想の源泉が人妻にあったようで
リストの娘でピアニストで指揮者のハンス・フォン・ビューローの妻コジマと不倫関係にありました
真ん中がコジマ
この映画でのコジマはなんというか・・・
ワーグナーを助けるためにルートヴィヒにお金を無心する場面があったりして
なんか…とても…やりてばばあ?みたいな感じなんですが^^;
史実ではワーグナー自身がルートヴィヒにお金を無心する手紙を書いています
ルートヴィヒはワーグナーの借金を返済したり豪華で悪趣味な家を与えたりしますが
それがルートヴィヒの祖父ルートヴィヒ1世の二の舞になることを恐れた政府からワーグナーの追放を迫られ
(ルートヴィヒ1世は愛人で失敗して廃位された)
ルートヴィヒ自身も納得して追放処置にします
この辺りは政治的なセンスが皆無ではないのを感じます
その後ルートヴィヒの結婚に際して呼び戻されますが
主演のテノール歌手の決定権を争ってワーグナーと決別します
この辺りは映画ではあまり詳しく描かれていません
決別後、何度かよりを戻す機会はありますが
ルートヴィヒの中ではワーグナー熱が冷めてしまったらしく
二度とあの熱病のようにワーグナーにうなされるようなことはありません
映画では描かれませんがルートヴィヒはワーグナーの死に際して国葬を出しています
ワーグナーは愛犬家だったみたいで
この映画では大きなグレートピレニアンと戯れるシーンが出てきます
(私的にはあまり必要のないシーンに感じるんですが 汗)
2012年版でもグレートピレニアンが出てくるのはヴィスコンティ版へのオマージュかもしれません
私はあまりワーグナーの音楽を真面目に聞いたことがないのですが
少しだけYouTubeで聴いてみたら
どこかで聴いたことがある音楽ばかりですね
大作曲家の音楽ですから当たり前かなwww
権威主義的な音楽ばかりではないんだな~
結構ロマンチックなフレーズの曲もあるんですねw
2016年5月14日(土)より公開される「ヴィスコンティと美しき男たち〜アラン・ドロンとヘルムート・バーガー〜」→こちら
ルートヴィヒ 復元完全版 デジタル・ニューマスター [DVD] | |
ヘルムート・バーガー,ロミー・シュナイダー,トレヴァー・ハワード,シルバーナ・マンガーノ,ヘルムート・グリーム | |
紀伊國屋書店 |
**コメントありがとうございます
hammycatさん
同じ模様になるには一段違っていた感じですね^^;
結び目のことつぶやいていらっしゃいましたよね~
ドキッとしますよね><
模様が多少違うのも手作り感があっていいのかもしれませんw
息子の靴下は今日新しい針が届いたのでさっそく始めようと思ってます^^
顔文字で半角を使うと飛んでしまうことがありますご注意ください
みやまだ6さん
地震のお見舞いありがとうございます
こちらは何ともないですが被害が出た地域の方は大変な苦労だと思います
一日も早く元通りの生活ができることをお祈りしています
最近はオックスフォードという名前になんかセクシーな響きを感じてしまったりしていけません(笑)
ドイツ映画というと私の中では「ブリキの太鼓」かな~
あの絶叫と太鼓の響きが見た直後はしばらく耳から離れませんでした^^;
ランキングに参加しています
←これをクリック
別タブで開くバージョン
←これをクリック
タブが開かないバージョン
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます