夢の中での日常 

気づいたことを書く。それだけです。HSPです。

捨てちまえ

2022-07-03 23:31:00 | 言葉


子供にせがまれて、ハーゲンダッツの棒アイスを買いました。


食べ終わった棒をまじまじと見つめている子供…

「ママ〜、なんか書いてあるよ」

と言うので見てみると…





「悩みなんて 棒と一緒に捨てちまえ」





と書いてあった。


「良いこと書いてあるじゃん!
そうだそうだ!悩みなんて捨てちまえ!」


と言いながら、ゴミ箱に思いっきり放り投げてやりました。






こんなに簡単に捨ててしまうことなんて、できやしないよ…と思いながらも、何となく、ほんの少し心がスッとしたような、そんな気がしました。
















大丈夫〜だいじょうぶ〜

2022-02-04 22:07:00 | 言葉

私、苦手なんですよね、、、

何を聞いても

『大丈夫』

『あ、大丈夫です』




と答える人。


「チョコ食べる?」

『ううん、大丈夫』


心の声…
「大丈夫ってなに?本当は食べたいけど気を遣ってる?答えになってなくない?逆に冷たく突き放された感じする…」




そう、答えになってないんですよ!

「チョコ食べる?」に対しては、

『今お腹いっぱいだからいらないよ、ありがとう』

とか

『チョコ苦手だから遠慮しとくよ、ありがとう』

とかが適当じゃないかと思うんです。


大丈夫 は 距離感 感じます。



ちょっとした言葉尻に敏感な私としては、とーーーっても気になる言葉なのです。













『ぼくは人の心がわからない』

2021-08-10 18:28:00 | 言葉







ーーーーぼくの性質はなんだろう。ぼくはいったいなんだ。それは人間にきまっているが、そうではない。
 ぼくはときどき、いや、一日中ヘマをやらかしている。自分を良く見せたいとするためか、自分を良い者にしたいためか、なぜかヘマをやる。
 人間と人間とのつきあいはどこにでもある。したがってぼくの近くにもある。いや、ぼくは人間どうしのつきあいの中で生きているのだ。
 もう13年も人間の中にいるのに、人間というものがぜんぜんわからない。わからなすぎていやになる。ーーーー(省略)




昭和52年の今日、8月10日に亡くなった、山田かまちが書いた詩の一部です。




私が山田かまちを知ったのは確か10代の頃だった。はっきりとは覚えていないが、絵や詩を見て、強烈な衝撃を覚えた。




私が生まれる以前に彼は亡くなった。

17歳。暑い夏の日。自分の部屋で、1人エレキギターの練習中に感電死した。






彼を知らない人のために、彼の生い立ちについて、簡単に書かせてもらいます。


_______
・昭和35年7月21日高崎生まれ。
・幼少期から絵や詩を書き始める。
・小学校の同級生に、元BOφWYの氷室京介、松井恒松がいる。
(のちに彼らとバンドを組む。ビートルズに強く影響を受ける。)
・小学校の時ピアノを始める。
・切手を収集したり、他国の人と文通をする。
・絵画で賞をもらったり、雑誌や新聞の絵やマンガに応募して入賞する。
・昭和50年祖母を癌で亡くす。 
・昭和51年高崎高校の入試に失敗し、浪人。
・音楽仲間とロックについて語る。ロックミュージックを作曲し、日本の風土や習慣にとけこんだロックミュージックを作る、と盛んに主張していた。
・この頃、多くの絵が生まれた。
・昭和52年高崎高校入学。
・同年7月 誕生日にエレキギターを買ってもらう。
・同年8月10日自室でエレキギター練習中、感電死する。
__________






山田かまちの詩は、言葉数が多いがどこか未完成。

そんな印象です。


たくさん絵や詩を書いているけど、当たり前なのだけど、17歳までの世界の中で描いたものなので、率直で歪んでいない。

大人には到底書けない内容だと私は思う。
愛や死、夢や幸せについて書かれた詩もたくさんあって、言葉数がとても多いのだけど、イマイチ言いたい事が伝わって来ない、理解し難い。だけどそこに若さとか、青年らしさとか、何か脆くて儚さがある。


山田かまちを知らない方は、一度読んでみてください。
自分が17歳だったころのことを必ず思い出すと思います。


今日は、山田かまちを偲び、詩集をじっくり読み返してみようと思う。






追記

今回の台風で、大きな被害が出たところがあります。心配です。無事に元の生活に戻れる事を祈っています。
恐山は被害があったのかなぁ。大丈夫かなぁ。




















無題

2021-02-08 19:57:00 | 言葉

子供が勉強していると、つい横顔を描いてしまいます。

学ぶ事ができるっていいですね。

中学に上がるのをとても楽しみにしているらしく、見ているこっちまでわくわくします。希望しかありません。


これからどんな世の中になろうとも、
今は…今だけは大きな希望を持たせてあげたい。



何度も書きますが…
やっぱりこの言葉を子供達に伝えたいです。

『明日死ぬかのように生きよ
  永遠に生きるかのように学べ』

           ガンジー