夢の中での日常 

気づいたことを書く。それだけです。HSPです。

再現したくて

2021-08-25 20:42:00 | 日記

お子様ランチや、お弁当によく入っている、あの味気のないパサパサのパスタが無性に食べたくなって、作りました。

伝わるかなぁ…


エビフライの横っちょに、くるくるっとしてある、アイツ。

ハンバーグのソースがちょっとだけかかってる、アイツ。

正解が分からないが…



味をよーく思い出して…


結果、

おいしく出来ちゃった♪

コレコレ!!!この味!!ってなった笑

子供もおかわりしたし、やっぱ美味しんだな。






パスタを茹でて、お湯を切ったら、フライパンに戻す。
オリーブオイルとマーガリンを入れて、かるくからめる。
塩こしょうで味を整え、パセリを散らせば出来上がり


簡単すぎた笑















美しい星

2021-08-15 22:45:00 | 日記

人の命は平等ですよ。

人=誰かの子供(家族)

なのだから、自分とは関係なくても誰かにとっては絶対的に大事であって、それは確実に平等なのです。
 
大金を稼いで、多額のお金を納税しているからって、人の命を軽く見ていい訳がないし、1万歩譲って仮にそう思っていたとしても、公の場で言っていいわけがない。

少なからず影響力がある人が、あの発言をしたことに、とても憤りを感じます。

________



三島由紀夫 『美しい星』の第一章にこんな一節があります。


_____幼児が自動車に轢き逃げされて、血まみれの体を路上に横たえたというニュースをきくとき、数十人の死傷者を出した列車事故や、数百戸を一ト呑みにした洪水のニュースをきくたびに、彼は身をすくめて、自責の念におののいた。この同じ地上に住む以上、すっかり統一感を失った世界とはいえ、彼はやはりあらゆる犯罪、あらゆる不祥事に対して、無答責であるとは云えないのだ。そしてこういう身を裂く苦しみだけが、世界の全体感を回復するかもしれないのだ。__________




この文、あの人に読んで欲しい。




命、なめんな。
語彙力に乏しい私は、一言だけこう言いたいです。



『身を裂く苦しみだけが、世界の全体感を回復する』

もしあの人のような、間違った考えの人が増え続けたら、世界は終わるでしょうね。





大金を稼いで、やりたい放題やってしまった結果があの発言か…悲しいな。

















『ぼくは人の心がわからない』

2021-08-10 18:28:00 | 言葉







ーーーーぼくの性質はなんだろう。ぼくはいったいなんだ。それは人間にきまっているが、そうではない。
 ぼくはときどき、いや、一日中ヘマをやらかしている。自分を良く見せたいとするためか、自分を良い者にしたいためか、なぜかヘマをやる。
 人間と人間とのつきあいはどこにでもある。したがってぼくの近くにもある。いや、ぼくは人間どうしのつきあいの中で生きているのだ。
 もう13年も人間の中にいるのに、人間というものがぜんぜんわからない。わからなすぎていやになる。ーーーー(省略)




昭和52年の今日、8月10日に亡くなった、山田かまちが書いた詩の一部です。




私が山田かまちを知ったのは確か10代の頃だった。はっきりとは覚えていないが、絵や詩を見て、強烈な衝撃を覚えた。




私が生まれる以前に彼は亡くなった。

17歳。暑い夏の日。自分の部屋で、1人エレキギターの練習中に感電死した。






彼を知らない人のために、彼の生い立ちについて、簡単に書かせてもらいます。


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・昭和35年7月21日高崎生まれ。
・幼少期から絵や詩を書き始める。
・小学校の同級生に、元BOφWYの氷室京介、松井恒松がいる。
(のちに彼らとバンドを組む。ビートルズに強く影響を受ける。)
・小学校の時ピアノを始める。
・切手を収集したり、他国の人と文通をする。
・絵画で賞をもらったり、雑誌や新聞の絵やマンガに応募して入賞する。
・昭和50年祖母を癌で亡くす。 
・昭和51年高崎高校の入試に失敗し、浪人。
・音楽仲間とロックについて語る。ロックミュージックを作曲し、日本の風土や習慣にとけこんだロックミュージックを作る、と盛んに主張していた。
・この頃、多くの絵が生まれた。
・昭和52年高崎高校入学。
・同年7月 誕生日にエレキギターを買ってもらう。
・同年8月10日自室でエレキギター練習中、感電死する。
__________






山田かまちの詩は、言葉数が多いがどこか未完成。

そんな印象です。


たくさん絵や詩を書いているけど、当たり前なのだけど、17歳までの世界の中で描いたものなので、率直で歪んでいない。

大人には到底書けない内容だと私は思う。
愛や死、夢や幸せについて書かれた詩もたくさんあって、言葉数がとても多いのだけど、イマイチ言いたい事が伝わって来ない、理解し難い。だけどそこに若さとか、青年らしさとか、何か脆くて儚さがある。


山田かまちを知らない方は、一度読んでみてください。
自分が17歳だったころのことを必ず思い出すと思います。


今日は、山田かまちを偲び、詩集をじっくり読み返してみようと思う。






追記

今回の台風で、大きな被害が出たところがあります。心配です。無事に元の生活に戻れる事を祈っています。
恐山は被害があったのかなぁ。大丈夫かなぁ。