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エクセルでゼーゲル式を計算しよう2

2010-01-03 | ゼーゲル Seger formula
★詳細はカテゴリーのゼーゲル式を参照してください★

前回、原料の成分表をエクセルに入力し、モル数で割るところまで作業しました。
今回はまず、調合からゼーゲル式を求めるワークシートを作りましょう。
かなり複雑な作業になりますので、確認しながら進めて下さいね♪

①モル値のシート作成

まず、前回作った成分表のシートを開いてください。
そこから、モル数で割った方の表をコピーし、新しいシートに「形式を選択して貼り付け」で「値」だけ貼り付けます。
このシートは名前を「調合」にします。

②調合→ゼーゲルの計算



次に、「調合」シートの右側に20行目のタイトルだけコピー&ペースト
原料名の右に2列挿入し、派手な色を付けます。(入力欄をわかりやすくするため)
その次の水色のセルには「=S21/100」といれ、下に引っ張ってコピー
(100gで計算されているので、100で割る)

③セルに計算式をいれる

左の表にはそれぞれのセルにはモル値が入っています。
右の表U21には「=$T21*B21」と入力します。$をつけることでT列に固定されます。
これで同じ行の緑色のセルの数値(原料のグラム数/100)×各成分のモル値、という計算がされます。
これをコピーして横に引っ張ると完成。

KNaoの欄にはオートSUMで合計を入れましょう「=SUM(Y21:Z21)」となります
【左の表】

【右の表】



これで、赤いセルに調合のグラム数を入力すると、各成分のモル値が計算されます
福島長石50gにはこのような成分が入っていることがわかります。

④オートSUMで成分ごとの合計を出す

ここまでできたら、一番下に縦の合計を入れる欄を作ります

この図の緑のセルをクリックしオートSUMを押します(Σのマーク)縦一列計算式の入っているセルだけを選択します
Sio2なら、U21から24。U26には「=SUM(U21:U24)」と入ります。


これで、ゼーゲル式を計算するための準備ができました。
例として福島長石45.5・合成土灰36.5・合成藁灰9・朝鮮カオリン9と入力してみました。
重量の合計がちゃんと100グラムになっているので縦の合計が計算されているのがわかりますね。

次回はいよいよゼーゲル計算します♪



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