「Nの同級生の話」
Nが学生の頃同じクラスにおとなしいU子ちゃんという子がいた、
遠足の日 赤いハゼを見つけるとその子は
「私はハゼにはまけないもん」って言いながら
思いっきりハゼの葉を顔にすりつけた
次の日 学校にはU子ちゃんの姿は無かった、
顔がかぶれて熱まで出たらしい。
ハゼの葉が赤く色づく頃に思い出す痛々しい話である。
Nが学生の頃同じクラスにおとなしいU子ちゃんという子がいた、
遠足の日 赤いハゼを見つけるとその子は
「私はハゼにはまけないもん」って言いながら
思いっきりハゼの葉を顔にすりつけた
次の日 学校にはU子ちゃんの姿は無かった、
顔がかぶれて熱まで出たらしい。
ハゼの葉が赤く色づく頃に思い出す痛々しい話である。
はるかな はるかな見知らぬ国へ
ひとりでゆく時は船の旅がいい
波間にゆられてきらめく海へ
誰かに似てるのは空の迷い雲
潮風に吹かれ何も考がえず遠くを見るだけ
「つめたい部屋の世界地図」 作詞 井上陽水