数年ぶりに岐阜県恵那市明智町に出張があり、ちょうどシラヒゲソウが咲いているタイミングということで明智の森に寄ってみました。
期待通りたくさんのシラヒゲソウが咲いている姿を見ることができました。
大切に維持していただいているのか、年々花の数が増えて行っているように感じます。
ただ感謝です。
シラヒゲソウ(白髭草)はウメバチソウ科ウメバチソウ属に分類される多年草で、白色の花弁の縁が糸状に切れ込んでいる様子を髭に見立てたことに由来します。
今回、陽光が射したり雲に隠されたりしていろいろな条件で撮影することができました。
1)タイトル画像もそうですが、時折射す陽光が小川の水面に反射してキラキラと煌めいていました。

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4)背景を黒くして花を浮き上がらせてみました。

5)仮雄蕊の先端にある黄色の腺体がアクセント

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10)群生している所で横から撮影
写真を見ると斜めに走る葉が邪魔ですね。

11)木々から洩れる空が玉ボケになってくれました。

12)木々から洩れる空と群生する花たちをバックに

13)サワギキョウ(沢桔梗、キキョウ科ミゾカクシ属の多年草)
毒性の強い有毒植物です。
そのせいか猛禽類を連想させます。

14)シコクママコナ(四国飯子菜、ハマウツボ科ママコナ属の一年草)
若い種子が米粒に似ていることが和名の由来。

15)アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩、マメ科シバハギ属の多年草)
悪者顔をしています。
花が終わると豆果が衣服にくっついて厄介です。

暫くはこういうタイミングを生かして、撮影を続けていきたいと思います。