加害者側の保険屋から慰謝料が振り込まれまして、
4月の追突事故の件はこれでおしまい。111日かかりました。
事故にあって改めて思う今回の結論。
①何よりも安全第一。追突される方もする方も得はなし。安全運転を心がけたい。
②追突されたクルマを直してもらうには意思が伝わるまで時間がかかる。
③謝ってるのは言葉だけ。加害者側の保険屋から連絡はなかなか来ない。
自身初めての経験もありましていろいろ勉強させてもらいましたので、ブログに残しておこうと思います。
○相手:保険会社
相手が現在日本の最大手の自動車保険会社あ○お○ニッセ○同和損保。埼玉で事故に遭ったのですが、相手は千葉住民なので保険担当者も千葉なのです。
事故直後に私は首の違和感を感じまして、それを警察に訴えたので人身傷害事故になりました。そのため保険屋の担当は身体の窓口と車の窓口に分かれて話が進みました。
被害者側としては勝手に2つに窓口を分けられてる感じがします。とは言え最大手ですから業務の効率化を狙っているのでしょう。だからこそスムーズに話が進むことを期待したかった。
○車の修理が始まるまで
最も長かったプロセスが修理を開始するまでの40日間です。
なによりも話が進むのが遅く、電話もなかなか来ない。修理開始までやりとりした電話は7回。先方からの着信は事故翌日、5日後、20日後、22日後、27日後、29日後、39日後。
だいたい間が開いてる時はこちらからフォローの電話を入れてます。それを入れないともっと長引いてたことになります。
事故翌日:
初めに車を送り込んだプジョーディーラーのブルーライオンでの修理見積りが出ました。お昼前にブルーライオンから電話をもらいまして「もろもろで約150万円です」
思わず噴出してしまいました。『行きましたねー』
見積りと同時にブルーライオンには保険屋からアジャスターと言う車の損害額を見積もるプロも送り込まれていてその人が話していた内容もブルーライオンの担当者は話してくれました。
僕の車は「新車から10年経過しているから新車価格の10%しか価値が無いので31万円の修理代しか出せない」とのこと。ブルーライオンからすると修理代と時価額にギャップが大きいから修理には至らないだろうとの読み。
その日の夕方に保険屋さんから案の定電話がくる。
身体のケアの担当から電話があって、通院の話が終わった後に「お車の額を今調べているところなので確定ではないのですが、お車の賠償は31万円で進めさせて頂きたい」なんてことを言ってくる…
プッチーン!
『昨年その倍以上で買った車なんですよ。もっとちゃんと調べて下さい』
事故翌日あたりですと、これを機に違う車を手に入れるのも悪くないなと思ってまして中古車サイトを見たりしていました。心がとてもゆらゆらしてる感じ。
それと同時に追突された被害者事例をネットでいろいろ見ると、お財布的にも痛い目に遭ってる人ばかり。被害者は事故とその後の保険屋とのやり取りでも被害に遭うものらしいです。
それを見て僕は「出来る限りお金を払わない道を選ぶ」ことを決めました。これを機に車を買ったとしても諸費用は自分で払わなくちゃいけないんだし、「ウチは2年続けて車を買うほど財閥じゃねーんだ、小雪ぃ!」
その決心をしたからこそ保険屋からの電話を首を長くして待つことになりました。なのでブルーライオンに行って修理見積書も入手。
2回目の電話:
5日後になってやっとかかってきました。
「中古車市場をお調べしたのですがやはりプジョーの306は31万円程度で取り引きされてまして、
賠償額としては妥当だという結論になりました。」
プッチーン
『306S16はいくらなんですか?』
「そのグレードはありませんでした」
『存じ上げております。なので直して下さい』
「それは出来ません。そんなに払えません。ブルーライオンさんは直ると言ってましたか?」と驚きの質問も飛んでくる。
「部品も無いですし、直らないんじゃないんですか?」
『いやいや、週末にブルーライオンに行ってきて修理内容を確認してきました。修理内容を協議したいのに、そちらも今修理リストはお持ちじゃないんですか?』
「持ってますよ。150万円って見積もられてますよ。」
(144万円だよ、間抜けめ。全く直す気が無いな)
『御社は自動車保険のスペシャリストなんだから、もっと安く修理する提案をするとか出来るはずですよね。そんなに31万円に拘るのなら、306S16、5万km相当を31万円で手に入れて、持ってきてくださいよ』
「私たちはそこまでは行いません」
…と全くの平行線。仕舞には
「2週間以内に示談出来ない場合は裁判になりますよ。」
とまで言ってくる。ほほう、面白い。望むところだよ。31万円の根拠を持って来い!散々逆撫でしてもらいまして、
「306S16ですね。調べてまたご連絡差し上げます」
と電話を終えました。
3回目の電話は事故後20日後…間が開き過ぎ。
「306S16をお調べしました。いろいろなインターネットサイトで見たのですが、ありませんでした。
ありませんので、違うグレードの306を乗って頂くことでご理解頂けないでしょうか?」
呆れて果てる私。
『20日間も検討しておいて、言い方を変えてるだけで31万円で違う車を乗ってくれって同じことを言ってますよね』
「申し訳ありません」
こちらとしては20日間も時間を頂いたので十分根拠を揃えてました。去年車を買った時の契約書。車両価格70万弱で買ってました。
でも150万円でも直して欲しいから違う切り口の主張をします。
『306S16は他の306とはエンジン形式始めいろいろなところが違うのと市場台数が少ないので、10年過ぎても新車の10%と言う額まで落ちてません。その証拠に同じような年代に新車販売されていた106S16と言う車は、当時新車価格が210万円程度。10年以上経った今でも100万円程度で取り引きされています。つまり新車価格の40~50%でS16が取り引きされています。306S16の新車価格が310万円なのであれば150万円をかけて直すのは全く不思議なことではないです。』
「306S16の新車価格は310万円なんですか?」
カッチーン!!
『あなたたちが新車価格の10%が31万円だって言ってきてるんですよね!こちらは新車価格が310万円だったなんて一言も断定してない。(事故にあった直後から私の車のグレードも価格も査定してるんじゃないか!)』
「そうでした。すみません。その106の掲載元を教えて下さい。こちらで検討してみます」
『前回も申したように、市場には流れていないから直して乗りたいのです。そちらに預けてもっと安価に直せるところを見つけてもらっても構いませんので直すことを検討してくれませんか?』
「そうですか。直したいと言うお気持ちを初めてお伺いしましたので、こちらで手配できる修理工場も含めて検討させて頂き2日後にもう一度お電話させて頂きます」
…なんだこの窓口は。前回から直したいって言ってただろ…いちいち腹立たせる窓口だなぁ。
まぁ、やっと直す検討をしてくれそうで方向転換できそうだ。
それから2日後の18時を過ぎても電話が鳴らず…初めて明白な約束をしてたから期待していたのに…そしたら夜9時に電話が来ました。
「こちらで直せる修理工場を探したのですが…ありませんでした。もし出来ましたら、プジョーを安く修理することができる修理工場さんを紹介してくれませんか?」と来た。
身近な人に長年のプジョー愛好家がいたからその人に教えて頂いてそのお店と話が進んだのでした。
この後もこの頼りない窓口のエピソードはあるのですが、また気が向いたら記したいと思います。
今回のやりとりの記録が残ってるのは、先方窓口が「裁判になります」と言ったからでもあります。すべての通話を録音するまではしませんでしたが、メモに要旨を残してありますので、気が向き次第エピソード3ぐらいまでは書けそうです。
最後に1点。直すことになった1つの立役者はプジョー106S16だと思います。あれってなんでまだ100万円で取引されてるんだろ。実は306S16は新車時の40%までの値段はつかないはず。当時306S16は中古車市場にゼロだったので、106を使って過大に市場価格を主張出来たのでした。
4月の追突事故の件はこれでおしまい。111日かかりました。
事故にあって改めて思う今回の結論。
①何よりも安全第一。追突される方もする方も得はなし。安全運転を心がけたい。
②追突されたクルマを直してもらうには意思が伝わるまで時間がかかる。
③謝ってるのは言葉だけ。加害者側の保険屋から連絡はなかなか来ない。
自身初めての経験もありましていろいろ勉強させてもらいましたので、ブログに残しておこうと思います。
○相手:保険会社
相手が現在日本の最大手の自動車保険会社あ○お○ニッセ○同和損保。埼玉で事故に遭ったのですが、相手は千葉住民なので保険担当者も千葉なのです。
事故直後に私は首の違和感を感じまして、それを警察に訴えたので人身傷害事故になりました。そのため保険屋の担当は身体の窓口と車の窓口に分かれて話が進みました。
被害者側としては勝手に2つに窓口を分けられてる感じがします。とは言え最大手ですから業務の効率化を狙っているのでしょう。だからこそスムーズに話が進むことを期待したかった。
○車の修理が始まるまで
最も長かったプロセスが修理を開始するまでの40日間です。
なによりも話が進むのが遅く、電話もなかなか来ない。修理開始までやりとりした電話は7回。先方からの着信は事故翌日、5日後、20日後、22日後、27日後、29日後、39日後。
だいたい間が開いてる時はこちらからフォローの電話を入れてます。それを入れないともっと長引いてたことになります。
事故翌日:
初めに車を送り込んだプジョーディーラーのブルーライオンでの修理見積りが出ました。お昼前にブルーライオンから電話をもらいまして「もろもろで約150万円です」
思わず噴出してしまいました。『行きましたねー』
見積りと同時にブルーライオンには保険屋からアジャスターと言う車の損害額を見積もるプロも送り込まれていてその人が話していた内容もブルーライオンの担当者は話してくれました。
僕の車は「新車から10年経過しているから新車価格の10%しか価値が無いので31万円の修理代しか出せない」とのこと。ブルーライオンからすると修理代と時価額にギャップが大きいから修理には至らないだろうとの読み。
その日の夕方に保険屋さんから案の定電話がくる。
身体のケアの担当から電話があって、通院の話が終わった後に「お車の額を今調べているところなので確定ではないのですが、お車の賠償は31万円で進めさせて頂きたい」なんてことを言ってくる…
プッチーン!
『昨年その倍以上で買った車なんですよ。もっとちゃんと調べて下さい』
事故翌日あたりですと、これを機に違う車を手に入れるのも悪くないなと思ってまして中古車サイトを見たりしていました。心がとてもゆらゆらしてる感じ。
それと同時に追突された被害者事例をネットでいろいろ見ると、お財布的にも痛い目に遭ってる人ばかり。被害者は事故とその後の保険屋とのやり取りでも被害に遭うものらしいです。
それを見て僕は「出来る限りお金を払わない道を選ぶ」ことを決めました。これを機に車を買ったとしても諸費用は自分で払わなくちゃいけないんだし、「ウチは2年続けて車を買うほど財閥じゃねーんだ、小雪ぃ!」
その決心をしたからこそ保険屋からの電話を首を長くして待つことになりました。なのでブルーライオンに行って修理見積書も入手。
2回目の電話:
5日後になってやっとかかってきました。
「中古車市場をお調べしたのですがやはりプジョーの306は31万円程度で取り引きされてまして、
賠償額としては妥当だという結論になりました。」
プッチーン
『306S16はいくらなんですか?』
「そのグレードはありませんでした」
『存じ上げております。なので直して下さい』
「それは出来ません。そんなに払えません。ブルーライオンさんは直ると言ってましたか?」と驚きの質問も飛んでくる。
「部品も無いですし、直らないんじゃないんですか?」
『いやいや、週末にブルーライオンに行ってきて修理内容を確認してきました。修理内容を協議したいのに、そちらも今修理リストはお持ちじゃないんですか?』
「持ってますよ。150万円って見積もられてますよ。」
(144万円だよ、間抜けめ。全く直す気が無いな)
『御社は自動車保険のスペシャリストなんだから、もっと安く修理する提案をするとか出来るはずですよね。そんなに31万円に拘るのなら、306S16、5万km相当を31万円で手に入れて、持ってきてくださいよ』
「私たちはそこまでは行いません」
…と全くの平行線。仕舞には
「2週間以内に示談出来ない場合は裁判になりますよ。」
とまで言ってくる。ほほう、面白い。望むところだよ。31万円の根拠を持って来い!散々逆撫でしてもらいまして、
「306S16ですね。調べてまたご連絡差し上げます」
と電話を終えました。
3回目の電話は事故後20日後…間が開き過ぎ。
「306S16をお調べしました。いろいろなインターネットサイトで見たのですが、ありませんでした。
ありませんので、違うグレードの306を乗って頂くことでご理解頂けないでしょうか?」
呆れて果てる私。
『20日間も検討しておいて、言い方を変えてるだけで31万円で違う車を乗ってくれって同じことを言ってますよね』
「申し訳ありません」
こちらとしては20日間も時間を頂いたので十分根拠を揃えてました。去年車を買った時の契約書。車両価格70万弱で買ってました。
でも150万円でも直して欲しいから違う切り口の主張をします。
『306S16は他の306とはエンジン形式始めいろいろなところが違うのと市場台数が少ないので、10年過ぎても新車の10%と言う額まで落ちてません。その証拠に同じような年代に新車販売されていた106S16と言う車は、当時新車価格が210万円程度。10年以上経った今でも100万円程度で取り引きされています。つまり新車価格の40~50%でS16が取り引きされています。306S16の新車価格が310万円なのであれば150万円をかけて直すのは全く不思議なことではないです。』
「306S16の新車価格は310万円なんですか?」
カッチーン!!
『あなたたちが新車価格の10%が31万円だって言ってきてるんですよね!こちらは新車価格が310万円だったなんて一言も断定してない。(事故にあった直後から私の車のグレードも価格も査定してるんじゃないか!)』
「そうでした。すみません。その106の掲載元を教えて下さい。こちらで検討してみます」
『前回も申したように、市場には流れていないから直して乗りたいのです。そちらに預けてもっと安価に直せるところを見つけてもらっても構いませんので直すことを検討してくれませんか?』
「そうですか。直したいと言うお気持ちを初めてお伺いしましたので、こちらで手配できる修理工場も含めて検討させて頂き2日後にもう一度お電話させて頂きます」
…なんだこの窓口は。前回から直したいって言ってただろ…いちいち腹立たせる窓口だなぁ。
まぁ、やっと直す検討をしてくれそうで方向転換できそうだ。
それから2日後の18時を過ぎても電話が鳴らず…初めて明白な約束をしてたから期待していたのに…そしたら夜9時に電話が来ました。
「こちらで直せる修理工場を探したのですが…ありませんでした。もし出来ましたら、プジョーを安く修理することができる修理工場さんを紹介してくれませんか?」と来た。
身近な人に長年のプジョー愛好家がいたからその人に教えて頂いてそのお店と話が進んだのでした。
この後もこの頼りない窓口のエピソードはあるのですが、また気が向いたら記したいと思います。
今回のやりとりの記録が残ってるのは、先方窓口が「裁判になります」と言ったからでもあります。すべての通話を録音するまではしませんでしたが、メモに要旨を残してありますので、気が向き次第エピソード3ぐらいまでは書けそうです。
最後に1点。直すことになった1つの立役者はプジョー106S16だと思います。あれってなんでまだ100万円で取引されてるんだろ。実は306S16は新車時の40%までの値段はつかないはず。当時306S16は中古車市場にゼロだったので、106を使って過大に市場価格を主張出来たのでした。
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