水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

行くクルマ、来るクルマ。

2021-12-18 03:06:16 | クルマ
新しいクルマが来たと言うことは、去るクルマもある。行く年、来る年と同じだ。僕らは2つの時間を同時に歩めない様に、2台の車を同時に所有できない。

いや、出来るなぁ。う~む。

いや、出来ません。身体が1つで、乗るクルマが2台と言う贅沢は出来ません。自転車もあるし。

と言うことで306とはサヨナラしました。

お世話になってる整備工場と相談して、買取者を見つけてもらうことにします。まだ乗ってくれる人のところに行ってもらうことがクルマとしても本望だと思っています。

なので、最後の対話は整備工場への道中。


2013年3月から2021年12月まで苦楽を共にしたなぁ。このクルマ自体に苦い想いは無く、自分自身2013年から苦しいサラリーマン生活が続く中、このクルマはいつも楽しいドライブを与えてくれた。大きな故障も無く…追突されたことはあったけれども、ちゃんと直して綺麗な姿になった…当座のつもりの車が8年9か月も一緒にいるとは。

手放すことを決めた1か月は毎週のようにキレイにしてました。


黒い樹脂パーツを綺麗にするクリーナーを使って輝きを増したように見えて、なかなかカッコいいなぁと改めて良いなぁと思う。

ダッシュボードもそのクリーナーを使ったら、ピカピカになり過ぎて、フロントガラスが反射するようになっちゃった。やり過ぎたかも。

「グゥワオ~ン」と言うエンジンの始動音が独特。プジョーらしくライオンが吠えるような音。

コンパクトボディでハイパワー。しなやかな足回りで、ハンドルを切るのが楽しいクルマです。

人生の中で2度もオーナーになるくらいですので、気に入ってましたが、燃費も信号の出だしも、昨今のクルマより劣る様になってきたなと感じていました。

クラッチもそろそろ交換だし、リアのショックアブソーバーもヘタってきたなぁと思い、乗り換えを意識するようになった。

リモコンキーのボタンも壊れたし、シフトのトップはピリピリしてるし、リアハッチゲートのボタンのエンブレムも剥がれた…もうボロボロじゃん。
  
 

直せば、まだまだ乗れると言う思いと、それらを直すと、またしばらく乗り続けちゃうだろうなとの葛藤。

オーナーとしての役割を考えると、ちゃんと直すべきなんだろう…お世話になっている整備工場に甘えて、新たな買い手と相談して必要な手当をしてもらうことにしました。

カーボンニュートラルに向けて自動車メーカー各社が電動車両を世に送り込もうとする流れのため、エンジンの開発が減っていく今日この頃。もう出てこない名作エンジンを搭載する名車を306S16以外でも所有したい。それがRCZ-Rに至った理由の1つです。

306は自分にとって良いクルマだけど、いつまでも306に乗ってられない。

自分に言い聞かせるように最後のドライブをしました。

購入時3万キロ。最後のドライブ後10万2千キロ。1年1万km弱。まだまだ全然行けるじゃんと思っています。


306S16を2013年当時は70万円弱で買ったのに…現在の市場では80~150万円で数台が国内中古車で売られています。

半導体不足やコロナ禍による中古車需要は高いようで、車両価格分はだいぶ戻ってくることが期待出来そう。

良いオーナーに巡り合えますように。



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