水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

まずは歪み取りから

2016-02-29 20:05:27 |  RDF53A
スポークレンチとノギスを購入。

私のケッタマシーン・レイダック。昨年の5月から週末を一緒に過ごしていますが、実は細かな不具合が蓄積されています。まだまだ活躍してもらいたいのですが、大規模なメンテナンスで留守してもらうのも困るところ。新たな自転車を買うユトリも無いので、小規模なメンテナンスを継続的に行おうと思っています。

まずは後輪の振れから修正します。

サイクリング時に後ろから付いて来る嫁から「後輪がスゴイ振れてて怖い」と言われていました。

私本人としてはあまり気にならないのですが、私の後ろに付くサイクリストから危ないと思われるのも嫌なので、お手当て優先順位No1の項目です。

考えてみたら昨年のレイダック再生時に後輪はタイヤだけの交換で、リムの歪みは何もしていませんでした。何年使っているか判らないぐらい古いリムだからなぁ。

インターネットで調べると車輪の歪みはスポークの張り具合で調整するとのことなので、私にも出来そうだ。

バルブのところを基準のゼロ度として振れを計測したら、1.2mm程度の振れが発生。思った程の大きさじゃないなぁ…車輪を回した時の見た目の振れはもっと酷い。



ネットでの教えの通り、振れてる付近のスポークを締め付けます。例えば右に振れてたら左側にかかっているスポークを締めます。ネットの先輩方の情報からすると半分から四分の一締め付けるとのこと。

こんな感じかな?とテキトーにやってみたら、車輪を回したときの振れが無くなっていくことに感動しました。

測定してみるとこの通り、振れは半分以下になりました。ノギスの精度で十分だな。



ノギスや工具を使った作業は苦手なのですが、この手の回転体の波形分析は仕事柄よく扱っているので、この通りフーリエ変換して波の波形分析だったら慣れっ子です。



修正前は2次成分が大きかったようです。タイヤ1回転につき左右に2回振れていたようです。高速になればなるほど危ないですし、前に行くチカラがロスしていたはず。修正後は0.1mm以下の振れになったので、不慣れな作業を行った私にとっては出来過ぎなセッティング。

さぞ乗り心地は良くなってるんだろうなぁ。その効果を確認してみよう!と思い、走り出したら…「全然感じなかった」…と言うより、腰から下の揺れが無くて「自転車が壊れているのかと思った…」そのぐらい私にとってはあの振れが自然だったのかもしれません。。。

とは言え真上から車輪を眺めると、フレームとタイヤがしっかり重なっていて安心しました。

もう1つ学んだのが、ネットの情報の通り、車輪の歪みはスポークの張力で成り立っていることです。自転車のスポークって単なる針金なので、そのうち永久変形が起こるはず。また調整しないとならないよね、きっと。そしてそのうちスポークが切れちゃうんだろうなぁ。

おそらく回転2次成分は一番力を入れる低速のギア比に近いので、上り坂で自転車を左右に振ることでリムが歪むんじゃないかなと推測します。自転車を傾けるような乗り方はせずリムの歪み具合を観察したいと思います。







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