最近サイクリングしていると足元から軋む音が聞こえる。ペダル1回転に1回。特に上り坂でチカラを入れると必ずギギッと鳴ります。
この1年の使用頻度と走行距離は中高生の頃よりも格段に上がっているので、ガタが出始めているのかもしれません。ある程度のメンテナンスは自分で出来るようになっていたいので、足元を分解し始めました。
分解するには工具が必要です。手持ちの一般工具では何もできません。平日にAmazonで購入。金曜日に全部揃いました。
上はシマノのコッタレスクランク抜き専用工具 TL-FC10
中央がParkToolヘッドスパナHCW-4
下がHOZANのS形ヘッドまわしC-205
2つのペダルレバーと回転軸をクランクと言うのを知りました。確かに右と左のレバーは180度違う方向を向いていますのでクランクだ。人間の足の運動から回転運動に変換する部分ですので、とてもチカラがかかるところでもある。
昨年末に坂戸に行ったときに変速機のワイヤが切れてしまい、一番重たい6速で坂戸から帰ってきました。体重をかけても坂を上れなくて大変でしたが、きっとそんな使われ方がクランクにはキツイはず。
この土曜日の午前中は雨だったので、サイクリングをせずベランダでクランクの分解作業を行いました。
1989年に購入して以来誰も開けなかったクランクケース。中はどうなっているのだろうがドキドキです。蛇が冬眠してたらどうしよ。。。
工具が揃えば楽チン。この通り開通。中はサビサビですが、錆びだけで良かった。
回転軸の構成パーツは回転軸とボールベアリング。ベアリングを保持するケースとプラスチックのブッシュがありました。
多少の錆と汚れがある程度で、コジッた傷や破損してる部品が無いことに驚きました。あのギギッと言う音は一体何だろう?
まぁ良いか。とにかく27年間組み付いたままだった駆動系の中枢を洗浄です。ボールベアリングの球を外して1つずつ洗いました。
洗えば黒墨はあっさり無くなって気持ち良い。。。
この作業に入る前に、インターネットで自転車のメンテについていろいろ下調べしたのです。このクランク軸の保持パーツはBBと呼ばれていまして、軸受だからボールベアリングの略なのかなと思っていたのですが、どうやらボトムブラケットと呼ぶらしい。回転軸を保持するためのボールベアリングとそのケースで、そのケース部は自転車のフレームに捻じ込まれています。
自転車素人の機械系の僕はフレームの穴にベアリングが直接摺動しているのかと思ってた。開けてみたらベアリングが摺動する固定側もちゃんと硬いケースを使われているので、こりゃちょっとやそっとじゃ壊れないなと納得しました。自転車技術はなかなかちゃんとしてる。
今回のメンテナンスにはボトムブラケットの分解が目的でしたが、それにまつわる周囲の部品の洗浄も行います。クランクと一緒に回りチェーンに駆動力を与えるスプロケットも分解洗浄を行いました。
現代のスポーツチャリの構成部品はシマノで出来ているのですが、80年代の自転車となるとシマノ色が少ないことがこの自転車を大事にする理由の1つでした…が、洗浄してよく分かるのが…スプロケットもブレーキもシマノ製だった…現代のようにシマノのロゴは目立ちませんが、80年代でもちゃんとシマノで自転車は出来ていた…恐れ入ります。
いくらでも部品を眺めていたいですが、夜が近付いて来ます。明日こそは自転車に乗るのだから組み付けていかないと。
右側のボトムブラケットは二面幅36mmのレンチです。しかも逆ねじです。薄い工具なのでチカラを入れて緩めるのが大変でした。
左側のボトムブラケットはピンスパナが必要です。φ2.4mmでピッチ29mm。。。普通の家には無いはず。
左側のボトムブラケットはアウタのリングも締め付けます。焦ってウッカリ忘れるところでした。こちらも薄い工具を使うのでチカラを入れるときは要注意です。
スプロケットとクランクを取り付けてほぼ終了。外はもう真っ暗だ。急がないと。
チェーンも後輪のスプロケットも変速機の歯車に至る駆動系を洗浄したのです。真っ黒だったチェーン回りがだいぶ金属っぽくなった。。。バラシて戻せなかったどうしよと心配していたのですが、組み付け完了してホッとしました。。。
もう暗いから試し乗りは明日だな。レイダック、だいぶ若返りました。
この1年の使用頻度と走行距離は中高生の頃よりも格段に上がっているので、ガタが出始めているのかもしれません。ある程度のメンテナンスは自分で出来るようになっていたいので、足元を分解し始めました。
分解するには工具が必要です。手持ちの一般工具では何もできません。平日にAmazonで購入。金曜日に全部揃いました。
上はシマノのコッタレスクランク抜き専用工具 TL-FC10
中央がParkToolヘッドスパナHCW-4
下がHOZANのS形ヘッドまわしC-205
2つのペダルレバーと回転軸をクランクと言うのを知りました。確かに右と左のレバーは180度違う方向を向いていますのでクランクだ。人間の足の運動から回転運動に変換する部分ですので、とてもチカラがかかるところでもある。
昨年末に坂戸に行ったときに変速機のワイヤが切れてしまい、一番重たい6速で坂戸から帰ってきました。体重をかけても坂を上れなくて大変でしたが、きっとそんな使われ方がクランクにはキツイはず。
この土曜日の午前中は雨だったので、サイクリングをせずベランダでクランクの分解作業を行いました。
1989年に購入して以来誰も開けなかったクランクケース。中はどうなっているのだろうがドキドキです。蛇が冬眠してたらどうしよ。。。
工具が揃えば楽チン。この通り開通。中はサビサビですが、錆びだけで良かった。
回転軸の構成パーツは回転軸とボールベアリング。ベアリングを保持するケースとプラスチックのブッシュがありました。
多少の錆と汚れがある程度で、コジッた傷や破損してる部品が無いことに驚きました。あのギギッと言う音は一体何だろう?
まぁ良いか。とにかく27年間組み付いたままだった駆動系の中枢を洗浄です。ボールベアリングの球を外して1つずつ洗いました。
洗えば黒墨はあっさり無くなって気持ち良い。。。
この作業に入る前に、インターネットで自転車のメンテについていろいろ下調べしたのです。このクランク軸の保持パーツはBBと呼ばれていまして、軸受だからボールベアリングの略なのかなと思っていたのですが、どうやらボトムブラケットと呼ぶらしい。回転軸を保持するためのボールベアリングとそのケースで、そのケース部は自転車のフレームに捻じ込まれています。
自転車素人の機械系の僕はフレームの穴にベアリングが直接摺動しているのかと思ってた。開けてみたらベアリングが摺動する固定側もちゃんと硬いケースを使われているので、こりゃちょっとやそっとじゃ壊れないなと納得しました。自転車技術はなかなかちゃんとしてる。
今回のメンテナンスにはボトムブラケットの分解が目的でしたが、それにまつわる周囲の部品の洗浄も行います。クランクと一緒に回りチェーンに駆動力を与えるスプロケットも分解洗浄を行いました。
現代のスポーツチャリの構成部品はシマノで出来ているのですが、80年代の自転車となるとシマノ色が少ないことがこの自転車を大事にする理由の1つでした…が、洗浄してよく分かるのが…スプロケットもブレーキもシマノ製だった…現代のようにシマノのロゴは目立ちませんが、80年代でもちゃんとシマノで自転車は出来ていた…恐れ入ります。
いくらでも部品を眺めていたいですが、夜が近付いて来ます。明日こそは自転車に乗るのだから組み付けていかないと。
右側のボトムブラケットは二面幅36mmのレンチです。しかも逆ねじです。薄い工具なのでチカラを入れて緩めるのが大変でした。
左側のボトムブラケットはピンスパナが必要です。φ2.4mmでピッチ29mm。。。普通の家には無いはず。
左側のボトムブラケットはアウタのリングも締め付けます。焦ってウッカリ忘れるところでした。こちらも薄い工具を使うのでチカラを入れるときは要注意です。
スプロケットとクランクを取り付けてほぼ終了。外はもう真っ暗だ。急がないと。
チェーンも後輪のスプロケットも変速機の歯車に至る駆動系を洗浄したのです。真っ黒だったチェーン回りがだいぶ金属っぽくなった。。。バラシて戻せなかったどうしよと心配していたのですが、組み付け完了してホッとしました。。。
もう暗いから試し乗りは明日だな。レイダック、だいぶ若返りました。
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