田沢湖サイクリング

岩手滞在中に田沢湖へ行って来ました。

私が小学生のころ、毎年夏休みに岩手の母の実家に送り込まれていました。当時まだ結婚していなかった叔父が、田舎で退屈している私を田沢湖に連れて行ってくれたのです。２回ほど行った記憶がありました。湖なのに深い青い色に驚いたのをよく憶えています。

この日本一深い湖をもう一度見たいと思い、今回は自転車を運び込みました。



１周が約20km。湖を見ながら、木陰のトンネルとアップダウン有りの素晴らしい湖畔１周です。ハーフマラソンコースとしても大人気なようです。

レンタルサイクリングでママチャリを借りられますが、ママチャリではとても登れない坂がいくつかありました…結構過酷な１周でしたが、とても楽しい湖畔です。



水は綺麗なまま保たれていまして、白い砂浜のところはエメラルドグリーンの湖水になっています。小魚の群れがたくさんいて、湖水浴を楽しむ人もたくさんいました。嫁も大満足しまして、また訪れたいスポットです。



汗を流した我々は自転車をクルマに仕舞い込みまして温泉を目指します。田沢湖にも温泉があるのですが、これまた叔父に勧められた玉川温泉を目指しました。

田沢湖からクルマで１時間ほど北上します。川をなぞってダムが出てきて…携帯電波も届かなくなり…の不安になる道のりでした。到着したら電波が復活。ナマハゲがお出迎え。



お湯は弱酸性浴。源泉100%と50%に別れていました。50%で十分ヌルヌルとピリピリ感があります。じゃあ100%となるとちょっとした傷口は沁みてきます。ちょっと鼻を濡らしただけで、鼻がピリピリ。目をこすったら大変なことになりそう。こりゃ本物だ…お肌は完全に殺菌されたようだ。漬かり過ぎには要注意です。

お風呂のすぐそばに湯畑と温泉吹き出し口がありました。そこで岩盤浴をする人も数人おりまして、まさにここは湯治場なようです。



僕ら関東住民ですと、群馬の草津温泉が酸性温泉の代表的存在になりますが、ヌルヌルとピリピリ感は秋田玉川温泉の泉質は明らかに草津を上回っています。たぶん強過ぎ…ですが、とても良い経験になりました。足を伸ばして良かった。