c'est joli ここちよく たのしく すこやかに・・・

庭で育てた草花と描く情景画
les couleur
高折みゆき

こころの描く景色 にがくてあまい

2022年05月31日 01時53分06秒 | 日々 diary



一期一会という言葉‥
人と人との出会いだけでなく
景色や風景との出会い
そして、自分の心の中に描かれる景色も
同じことが言えるのかも
しれません


心の描く景色は
時には、嵐のような荒れ模様の時だって
時には、不安や心配で、どんよりとした曇り空の時だって
時には、うれしくて、お陽さまが、にっこりと微笑んで、すべてがきらきら輝いてくれているような時だって
時には、誰かを想って、ふんわりあったかな優しいパステルカラーの時だって
その時にしか描くことのできない
大切な心の景色‥

空の雲がどんどん形を変えるように
星の位置がどんどん変化していくように
今日という日が、二度と再び訪れないように
心に描くたくさんの景色も、きっと今という時にしか描かれない景色があるのかもしれません。
そんな風に思うと、なんだか愛おしくて、尊く感じます
大切に大切に忘れないでいることができたなら‥

もちろん時には
恥ずかしかったり、
辛かったり、
すぐにでも消してしまいたいような心の景色が描かれることもあるのかもしれません

それでも、きっと意味があったり、
何かを教えてくれようとしていることもあるのかもしれません


人は
ひとりでは
自分が
自分という存在のことが
わからないといわれます
誰かが居てくれることで
その関係性の中で
なにかしらを感じて
時に嫌だと思ったり
時に心地よさや、幸せを感じることで、
自分が何者なのかを
はじめて知ることができるといわれます

この世にたった1人しかいなければ
自分が何者であって、なにが好きで、なにをうれしくて
なにに感動するかということすら、気づくことができないのです

誰かが居てくれるから、
何かが起きてくれるから、
時に傷ついたり、
怒ったり、悲しんだり
そして、
時に喜んだり、
感動したり、
胸がふんわり熱くなったり
ほほ笑んだり、
お腹から笑ったりできるのです


そんな経験は、誰かが居てくれるから
そして、生きている今しかできないこと‥
そう思うと、すべての体験は、今というこの時に与えられた
今しか味わうことができない貴重な経験で
時に苦かったり
甘かったりするけれど
そのどちらもが
同じくらい
尊くて
大切なのかもしれません

にがくて甘い‥
そんなさまざまな心の景色‥
与えてくれた人や出来事に
こころからありがとうが伝えられる時ができたら、
心の描く景色は
きらきらと輝きを放ってくれるのかもしれません

あなたが居てくれたから‥
君が居てくれたから‥
この出来事があったから‥
あなたに出会うことができて‥
君に出会うことができて‥
あの出来事があって‥
ほんとうによかった‥

そんな心の景色を描くことができますように

それが今を生きるということにも
繋がっていくのかもしれません‥

今日も
居てくれてありがとう
ご縁のある大切な人に
お互いに
そんな風に感謝し合えるような
素敵な日でありますように

空は雨模様でも、心のお陽さまはほほ笑んだ景色が広がりますように

今しか感じられない心の景色を見つめて
大切に味わうことができる
素敵な日をお過ごしください

笑顔で素敵な1日を!



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