イタリアとのビジネス
■ 最近は年に2回ほどイタリアに行きます。ご存知のようにイタリア近代工業は、北部中心です。勿論、自動車産業もトリノを中心とした基盤を形成しています。
エスプレッソマシンも、ほとんどミラノを中心としています。
■ イメージ的にイタリアというと怠け者とか「いい加減」なんて、どちらかというとネガティブなイメージ先行ですが、ことエスプレッソ産業における彼等は国際ビジネスマンで、日々世界中飛び回っています。言語は英語です。
多くの人は、母国語のイタリア語は当然ですが、英語、フランス語、ドイツ語を話します。
一番、仲がいい女子は、中国語もペラペラで漢字も書ける才女です。
だから、ビジネスも早い、話ながらPCで要件をイタリア本社に送ってます。
■ 当然ですが、インターネット諸々が完結出来る環境が、よりスピードを早めています。 情報も金も瞬時に移動できますが、貿易は、海上運輸が主なのでどうしても荷受人の当方は、そのスタンスが遅れがちになります。
■ 島国という地勢的な条件と、政治的にアメリカの傘の下にある為に、情報は均一ではありません。そこで色々な誤解や、仕組まれた情報に影響されることが殆どです。
イタリアのエスプレッソの情報より、アメリカ西海岸からの幾らかバイアスが掛かった情報が多くの業界関係者を惑わし、結果、本国イタリアとは全く違ったエスプレッソや、その周辺の技術までおかしな事になってますね。
■ 私達は、そこを何かしら、どこか正統な流れの中を、日本国内にも、流して行きたいと思います。(f)