統計不正については学べる点がある
1、統計はごまかせる。
数学的にはごまかしができるはずはない。しかし、抽出や運用、さらには数式の運用さえ人の手に任せられているかぎり、ごまかしがきく。
原発やスタップ細胞を思い起こしてみればわかる。絶対安全だったか、有ると証明されたか?
2、組織的な責任の所在と真犯人をわけて考えるべき。
野党は政争のために矛先を間違えている。
いつものことだが、組織上の責任者と実施を指示したものとの区別を明確にする必要があり、そのための法律を作成する必要がある。
同じであれば真犯人としてあげるのもいいが、別に真犯人がいてその責任を上司がかぶっていては、いちいち責任者がやめなくてはならない。これでは聖人君子であっても継続が無理。
原発の運用の方向性などはもちろん上の責任者によってきまり、上を変えて方向性を変えてもらわねばならないが、統計操作が官僚責任者の采配であれば、その官僚を処罰しなければいつまでたっても不正は改まらない。
合議制の多い行政組織であっても会議出席者の名前を明記保管し、当時の担当者を洗い出せるようにしておかなければならない。実施の責任者の名前も記しておかねばならない。民間ではやることを官僚ができないのはどういうわけか。
それでも隠蔽があるのなら、国民が記録できるようネットでの公表を義務付ける。
隠蔽を指示した人物をあぶり出す機構を作らないと、再発する。
野党はこれで相手を倒すことを考えるのではなく、行政を適正に運用するにはどうすればいいか。提案すべき。
自民の良識派と協力すれば、野党の評価もあがる。それをやらずに政党批判すればまたかと思われる。
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