七草の湯から徒歩3分のところに北向観音があります。チェックアウト後立ち寄りました。お参りを済ませ、おみくじを引くと、なんと、一番です。大吉でした。
素晴らしいことがある、信頼を得る、認められ励まされる、よい結果、、、。
自宅に戻ると、またうんざりの世界です。居間にベットと、ポータブルトイレ、横たわる義母。
私の母は、トイレに行きたいと言ってもなかなかヘルパーさんが忙しく、私が車椅子で連れて行ったことがあります。重労働です。体の不自由な母は、右半身がつかえません。なんとか用を済ませ、ベットへ移ると、またおしっこ。もう対応できず、ヘルパーさんに遠慮がちに声をかけると、さっき行ったからと、とりあってもらえませんでした。ヘルパーさんも忙しいから無理はありません。
そんな母を思い出すと、ジュースが甘いだの、プロテインがまずいとか、何言ってんの?と腹が立ちます。そんなに、わがままをいう義母ではありませんが、行きたい時にトイレ送迎してもらい、あなた中心の生活に我が家を変えて、息子の体力を奪い、それがあなたの最期の望みですかと、私たちの生活をどうお考えですか?と言いたくなってしまう私がいるのです。
なんでかわからないけれど、そんな時私は母を想い涙があふれるのです。義母さん、あなたは十分幸せですよ。
北向観音でお願いしました。義母が穏やかに逝けますようにと。
いま、私が何をお話しすれば良いか?
自分で得なければ分からないものがあるのです。
それを自分のチカラであなた様が得られるようにと願っています。