昨日のサンクスギビングデー、まだパンデミック完全終息ではないので
我が家は自宅で家族と一緒に、パレードをネット観覧しつつ、
いつもの週末とあまり変わらない感じで過ごしていました。
ディナーにサンクスギビングのメニューを少し追加して、
夫の親戚が何人か訪ねてきた他は、NYCの友人と電話やテキストで話したりするぐらいです。
そして今日はアメリカではお馴染み、年に1度の全米一斉特売日、Black Fridayです。
この日だけのお買い得商品などがあるので、買い物好きには逃せない日ですね。
しかし。
我が家では、
「もうすぐBlack Fridayだね〜」
「そうやね〜、なんかこれ欲しいっ!買いたいっ!ってモンあったら探しとこか?」
「…うーん、ちょっと今は浮かばない」
という会話がここ数日繰り返されていただけで、何も買わずに終わりそうです。
そして、日々の買い物でも、時々商品の棚が空いていたり、食品、日用品の値段が上がったり、
ディスカウントショップのディスカウント率が悪くなったりとか、個人的に感じているとおり、
アメリカでの商品供給の滞りは深刻なようで、こんな↓記事もありました。
Going to the store may be your smartest bet to navigate the supply chain crisis this holiday
https://www.cnn.com/2021/11/24/business/black-friday-holiday-shopping-supply-chain/index.html
サプライチェーンが危機的な状況なので、何か買うなら直接お店に行った方が良さそうだ、ということです。
昨年はパンデミックで店の営業なども制限されていたので、
オンラインであれこれ買うのがすっかり主流になっていました。
しかしこの記事や、他のニュースなども読んでいますと、今年はむしろ店頭で商品を確かめてその場で買う方が
オンラインよりも確実に必要なものが入手できる、という流れのようです。
上記の記事によりますと、今年の10月の場合、オンラインで商品を閲覧した消費者が「在庫切れ」の表示を目にしたのは
20億回を超えるとのこと。
また、オンライン注文の配達や返品のコストが増大していて小売業を圧迫しているとも。
なのでパターンとしては、オンラインで欲しい商品がある店舗を確認して、注文したものを店舗にピックアップに行く、
それがベターな方法のようです。
私の記憶が間違っているかもですが、実店舗があると従業員雇用や店舗賃料等のコストが嵩むので
これからはオンラインがどんどん主流に、みたいな記事を少し前まではよく見かけたような気がします。
前提条件が変わると、一概に何が正解かは言えなくなってくるということでしょうか?
これからギフトシーズンに入って、昨年より消費者の購買意欲は高く需要も大きくなっているということですし、
サプライチェーンの危機を乗り越え、クリスマス商戦盛り上がるといいですね〜。