NYCの夏のバケーションシーズンは9月のレイバーデー(Labor Day)が非公式な最後の日、
というのが暗黙の了解です。
この日を最後に、子どもや学生は新学期に向けて切り替え、
大人もバケーションモードからワーキングモードに切り替えます。
ちょっと寂しい感じもしますね。
今年のレイバーデーは、2020年、2021年とパンデミックのため中止になっていた
the West Indian Paradeの開催が決定していました。
NYCには西インド諸島というかカリブ諸国出身の移民が60万人以上住んでいて、
この日は全米からも大勢の人が集まります。
今日はお天気も良く、絶好のパレード日和。
というわけで、パレード開催中のブルックリンのEastern Parkwayに少しだけ見に行ってみました。
会場の手前100メートルぐらいからすでに大音量の音楽が鳴り響き、BBQのいい匂いがします。
会場に着くと、パンデミック前と比べても、ものすごい人波でした。まさに密集アンド大群衆。
3年ぶりのパレードで、参加する人も見る人も気合いがめちゃくちゃ入っています。
パレード参加のフロートやグループの数も多かったようで、ところどころで渋滞していました。
NYPDの厳重な警戒の下、観衆の移動ルートも決められていて、
最寄りの地下鉄駅の出入口と周辺には人がうまく流れるよう柵が設けられていました。
私が見たところは特に大きな混乱もなく、パレード参加者も観衆も
待ってました〜っ!という雰囲気で、3年ぶりのパレードを満喫していました。
パレード再開を機に久しぶりに再会したのか、嬉しそうにハグする人も見かけました。
どの人も皆、とても楽しそうで、開催できて本当に良かったです。
夏の最後の宴、めっちゃ盛り上がっていました。