来週はお馴染みサンクスギビングパレードが開催予定のNYC。
一気に寒くなるのかな、と思いきや、ここにきて晩秋にしては穏やかな日が続いて
一気に散りそうだった紅葉も色とりどりの木々がまだ楽しめます。
夏時間が終わって、午後4時をすぎるとグングン暗くなる毎日ですけれど、
気温はそこまで下がらないので、用事のついでに昼下がりのそぞろ歩きが楽しいです。
先日、住宅街の一角を歩いていたら、
私の前を歩いていた年配の女性がパッと振り返り
「Excuse me,」と声をかけてきました。
こういう場合、長年の経験から道を聞かれることがほとんどなので
(えっと、この場所からだと、最寄駅はあそこで目印になる建物はあれだな)
と頭の中で英語であれこれシミュレーションしていました。
すると、
「この通りは本当に紅葉が綺麗ね。あの素晴らしい大木はオーク?ご存知?」
とまさかの木の種類を聞かれたのでした。
確かに、その通りの街路樹はどれも樹齢も長そうな立派な木が多く
見事な枝振りに美しく色づいた葉が付いて、時折りハラハラと舞っていたのです。
多分オークだろうな、と思いつつも自信がなく
「うーん、どうでしょう?そうかもしれないですがわかりません」
とあいまいな返事になってしまいました。
次のアポがあったので、そのまま通り過ぎてしまいました。
もし時間があったら、その場でスマホで調べて確認できたな〜、
と後で思いました。
何かほのぼのした会話のきっかけになったかもしれません。