そんな○○に魅せられて

唄って踊ってスタミナつけて

さきほどgooのトップページにアクセスしましたら
歌手の青山ミチさんの訃報がありました。
心よりご冥福をお祈りします。

歌手の青山ミチさんが死去…「ミッチー音頭」

昭和歌謡がかなり好きな私ですが、青山ミチさんの全盛期というのは残念ながら知りません。
弘田三枝子さんが若い頃と同時期に活躍されていたのですよね。

弘田三枝子さん、若い頃は正統派アメリカンポップス(ジャズやR&Bもあり)路線で
大ヒットを飛ばし続けていらっしゃったのですね。
青山ミチさんはというと、私はニューヨーク繋がりで「マンハッタンブルース」というタイトルの曲があるのは知っていましたが
曲調はアメリカのブルースというよりは、日本のムード歌謡に近い感じです。

ヒットした代表曲の一つが「ミッチー音頭」(1963年)。
音頭、というタイトルから、てっきり三波春夫さんとか、三橋美智也さんの路線だと思い込んでいました。
が、これ、ものすごく曲も歌声もファンキーな、カッコいい歌なのですね〜。青山ミチさんの声質も素晴らしいです。

ミッチー音頭

♪唄って踊ってスタミナつけて

歌詞が謎な感じも昭和歌謡ですね。唄って踊ったらスタミナ切れそうですけど…。
ああでもどうして「音頭」なんでしょう。音頭的要素が皆無なのです。
歌詞が韻を踏んでいるところも洋楽っぽいのに。

ほんとうに付け焼き刃丸出しで、青山ミチさんに失礼なのですけれど、
このミッチー音頭路線一筋で、ファンクを極めていただきたかった気がします。
そうしたら今頃は「日本のファンクの女王(あるいはゴッドマザー)」と呼ばれていたかも知れません。
でも、ファンク一本で売れ続けるような当時のマーケットではなかったのでしょうね。。。
歌い手がどんなジャンルでも唄いこなせる、というのが昭和のプロ歌手の基本な気もしますし。

いろいろ芸能活動以外でおありになったようで、近年はあまり歌っていらっしゃらなかったようで本当に残念です。
もったいないです。


2025年1月27日追記:
こちらの記事にアクセスしてくださったかた、gooニュースのリンクが
2025年1月27日現在ではエラーになっていました。
お詫びいたします。すみません。

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